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【遠征11日目】チャナッカレで一息つく
おそらくこの人生で最後となるであろう(←)車中泊を経験して、チャナッカレのバスターミナルに朝6時ごろ到着。自分の知っている限りでは、降りたらすぐ市内各地に向かう送迎ミニバス(トルコ語ではservis)が待ってくれているはず…
と思っていたら、まったくそういうミニバスの気配がありません。え、どうやってじゃあ移動するのと近くの人に聞いてみると、数年前にミニバスの送迎じたいがなくなってしまったとおっしゃるではありませんか。公共交通機関を使うならバスだけど、とその方がスマホで調べてくれたのですが、始発のバスは7時20分くらいだとおっしゃる。
始発バスを1時間待つという手はないこともないですが、妙にオトガルも寂しいのでさっさと海を見に港の方に出てしまいたい(というか、宿に入って荷物だけでも預けたい)ということで、最も楽な手段を選択してしまいます。
そう。
タクシー (taksi)の一択ですね。
運転手さんに港のある広場まで送ってもらいましたが、バス会社の送迎サービスはいつなくなったんですかと聞いてみると、パンデミックのタイミングで利用できなくなって以降、そのまま現在に至るということになっているのだそうで。早朝到着のみからすると厳しい現実ですが、まあ仕方ありますまい。
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ジャンパーコートが役に立った…
ということで、予約していた宿には本来ならチェックインできない時間帯に着いてしまったのですが、フロントの方のご厚意で空いている部屋に通してもらいました。しばらくそこで休んでいてもいいとおっしゃるので、ありがたくシャワーを浴びまして仮眠をとります。夜行バス明けのシャワーは大変沁みる…悪くないですが、しかしやはりもう夜行バスを使う日程は組まないでおこうと固く心に誓いました。
さて、仮眠も長くはとれません。この日は用務先に9:30に約束があったのです。チャナッカレ・オンセキズマルト大学へ。いろいろ打ち合わせや相談したいことがあって、日本語教育学科にお邪魔してきた次第です。
アンカラからチャナッカレは距離的には離れてはいるのですが、日本語教育を行う高等教育機関ということもあってアンカラ滞在時代からここの先生方と知り合う機会は多く、なにかとお世話になったものでした。先生方の多くも入れ替わりなどがあって、見知った先生たちは半分くらいではあったのですが、とにかくかつて交流のあった先生がたとお話ができたのは大変収穫でありました。
あと2年は自分もフットワークはあるので、日本語教育・トルコ語-日本語対照研究あたりがテーマになりそうな催しがあればぜひ参加しますので、といつもの安請け合いをして用務を終えた次第です。
さ。一仕事のあとはチャナッカレですから…
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おいしいお昼をいただいて(なお、写真のマントゥは上記学科の先生にごちそうになったものです。先生ゴチでした。また遊びに来ますね!!)、
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トロイの木馬の写真を撮って、
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がっつり晩ごはんにありついて、
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歩数稼ぎながら夕方の海を堪能すれば、これはもう完璧としか言いようがありません。
チャナッカレの1日をかように過ごしまして、宿に戻って明日の準備。あまり遊び回るわけにもいかない身でして、明日は早朝にまた一つ日本から降ってきている仕事を宿で終えてから、ようやく最終目的地のイスタンブルに向かいます。
チケットはもちろん、ぬかりなく購入してあります。国内移動それ自体はもう慣れたもんですからね![1]
明日の更新はそういうわけで、イスタンブルに移動してから現地時間の夕方以降になるのではないかと思います。更新がなければ、もう47歳の中年男はクタクタになっているのだなとご理解してくださればと思います。
やばいぐらい疲労困憊ですが、ともかくまた明日以降に!
脚注
[1] 特にいばるようなことでもない。
また、最初に書いた通り夜行バスは体力が削られるのでよほど体力に自信がない限りあまりおすすめできないかもしれません。読者各位におかれては、どうぞご無理はなさいませんよう。
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![吉村 大樹](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/175050532/profile_ed9ac9f1715a4e693b5ed11630a2366a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)