金曜日のぐぬぬ:テュル活の道はキリがない
noteで本格的に文章を書くようになって1年半ほども立ちますと、自分の持っている写真、あるいはかつての日本国外での経験というものもだいぶ語りつくしてきた感じはあります。
昨年末に運よく(パンデミック下での渡航だったので大変ではありましたが)バクーには行けましたから、また記事にできるような経験というものもやっていますが、なんせ今は長崎の片隅に生息する身です。
少なくとも海外のことについて書こうと思うと、書く題材はもうあまりないですよね。といって、noteで何か書くためだけにいちいち外出していくわけにもいかない。なんせ、多数の原稿締め切りに追われる身ではあるのです。
そんな中、昨日「おススメ」した記事がnote公式にピックアップされたのだそうで、私にもそのお知らせがきました(そういう仕様なのですね)。なんせ、トルコ(語話者)関係の話題を含んでいる記事。もう読まれた方も多いのではないでしょうか。
ブルガリアは現在のトルコの隣国、ましてブルガリアとトルコの国境のあたりなら、ブルガリア側のほうにトルコ系の人々が住んでいてもまったく不思議ではないのですよね。
改めてGoogle mapsでトルコとブルガリアの国境あたりを眺めると、実はギリシアの国境も近かったりするという。このあたりは国境が定められたとしても、やはり人々の住む場所についてはそう簡単に振り分けできないということなのだと思います。
上記リンクは先日言及した、栗林先生が過去に記された記事。ブルガリアのトルコ語話者のことについて触れられています。
さて、東欧留学中あみさんの上記記事について。この記事の冒頭で書いた「ぐぬぬ」は、なんとうらやましいご経験をされたのかという率直な心情を表したものです。
ブルガリアかあ、いいな~と本当に正直に思いました。なんというんでしょう、トルコ滞在当時にやり残したことを思い出してしまったというべきか。近隣諸国になぜ行こうとしなかったのか、という例のそれです。イランもそうですし、ジョージアもあったけど、ブルガリアもあったな、と。
しかもこの記事、note公式にもピックアップされたとのことで。おめでとうございます。いろいろ記事を拝見するに、結構ヒット記事が多い書き手さんですね。すばらしい…
以前私もトルコ国内をもっと旅行しておけばよかったという趣旨の記事を書いたところ、どういうわけかこの記事だけがnote公式にピックアップされたということはありました。
当時記事を書いたその瞬間は、またトルコに行きたい(ただし長期滞在したいというわけではないけど!)という気分がふつふつとわいてきたものでした。トルコでやり残したことがたくさんあるな、と。
それにくわえて、日本に戻ってきていろいろ本など読んで、またやりたいことが増えたということもあります。そのあたりの私自身の心境の変化、毎日記事を更新しているので筒抜けになっているとも思うのですが。
行きたい、直接この目で見たい、調べたいと思ったことのうち、果たして残りの人生でどこまでがかなうやらなあ、と改めて思います。
全部叶えるのは到底無理、今後また新しく行ってみたい場所もたくさん出てくるでしょうから、こうやっていろいろな方の経験を伺うことで我慢するしかないことも多くなってくるでしょう。
身内で結成したサークル、「テュルク友の会」のメンバーですら、テュルク世界で経験してきた内容がメンバーごとに全然違うわけですしね。優先順位を決めてテュル活していくということになりそうです。
「友の会」も結成当初は4人体制でしたが、その後また2名参加しまして、現在は6名のメンバーで活動しています。最後に加入した6人目のメンバーからも、そう遠くないうちに「テュルク」の話が聞けるでしょう。楽しみです。
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