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養分補給に来ました

昨日、空路にて東京入りしました。着陸後、さっそく東京での所属先に立ち寄りまして各所に挨拶回り。最初に立ち寄った図書館では、ご挨拶に伺うとすぐに研究費で発注した本届いていますよとご担当の方がおっしゃってくださいまして、洋書9冊を抱えて図書館を後にすることに。

自分で注文した図書ですから、それはもう手にしたかった書籍だらけです。当然の如く至福の瞬間でありましたが、それと同時に本の重量がハンパないということになりまして、ただでさえ長崎からの移動中で荷物が多かったものですから、これは一度宿に戻らないと体がもたんなという結論に至りました。そういうわけで初日はあまり所属先には長居せずに宿泊先に向かいまして、ひとまずログインしつつ、この日受け取った本を斜め読みしてみるという1日となりました。

そのうちの一冊がこちらでして…

最近ペルシア語のお稽古を受けているという話をここでもよく書いていますが、こちらの本はテュルク諸語を見ていく上での参照用にということで購入しました。このシリーズ、ハードカバーはどの言語も相当な金額になってしまうというのがあるので、"Iraninan"についてはペーパーバックにしたのですが…それでもやはりそこそこのお値段になってしまうのは、昨今の円安の煽りというべきなのでしょうかどうでしょうか。

ペルシア語そのものもまだまったく全体像がつかめていない現状では、ざっと斜め読みしてみてもぜんぜん頭に入ってこないというのが正直なところではあるのですが、イラン系諸語のデータというのはテュルク諸語とは一味違った養分が得られそうではあります。

あと、この本にはソグド語についてもチャプターがあるのですが、筆者はやはりあーあの先生だよなやっぱり、となりました。思えば大学院時代にソグド語の授業にいらしていて、当時修了要件単位取得の一環で受講しつつ、かなり興味深い雑談をよくしてくださったことを思い出すなどします。

が、なんせ私…不出来な学生でしたから授業中よく居眠りしてしまったものでした(あかんやつ)。今になってなんでもっとちゃんと話を聞いておいたらよかったなと後悔しつつ、ちょっとでも取り返そうと密かに心に誓ってみたりする東京遠征初日でありました。

週明けに長崎に戻る予定です。それまでは毎日が「養分」補給の日になるでしょう。

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