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語学には投資しよう(ただしやる気があればな!)

新しい本を次々に手に入れている昨今です。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

先週末の東京遠征で、ロシア語的なものにお金を出すということに対してすっかり気が大きくなってしまったので、ついでにここはもうロシア語にさらに投資、いっておくべきでしょう…と思って、ついにポチりましたよね…!

ハイきましたこれ。『研究社露和辞典』。どこが携帯版なんだ、というツッコミもいれつつ。

かねてより、手元に欲しいと思ってはいたのです。というのは、ロシア語を語学としてやってみようという以前から、テュルク諸語がらみの仕事でちょいちょい図書館所蔵のこの辞書にあたっていろいろと解決したことがあったから。

テュルク諸語でのテキストの中にもたまにその言語の辞書に載っていないような語がありまして、それが往々にしてロシア語の単語をそのまま使用していて、露和辞典にあたって解決したということがありました。

たとえば、ウズベク語。いわずとしれた「旧ソ連地域」で話されている言語の一つですが、

大昔(ほんとこれも、そろそろ15年くらい経つのか…)ウズベク語の翻訳をしないといけない業務を賜りまして(ほんと色んな意味できつい仕事でしたよね…)、まあこの原文テキストのウズベク語が難しかったことでした。

ウズベク語-英語辞書などを引き、ときには現著者自身に「これどういう意味?」などとも聞きながら、はたまた時として「なんじゃこの単語、ウズベク語の辞書に載ってねー」などと愚痴なども吐きつつ、上記の辞書なども利用してなんとか自分のパートを訳したことでした。

そういえば、あの時も中央アジアに興味持つなら、ロシア語できなきゃいかんのだろうな〜、と実感したのでしたわ。
喉元過ぎれば…いや、本当はアゼルバイジャン語に興味関心が移りはしても、そこも旧ソ連地域に変わりはないんだから喉元は過ぎてないんですけどね…

まあ、今までロシア語をほったらかしにしていた、ともいえます。しかし、いろいろなテュルク諸語に興味を持ってしまった今となっては…モノになるかどうかは別として、ロシア語は多少は嗜(たしな)んでいないとまずいかなあ(まずいよなあ)と。

割と本気で思うようになったという、そういう経緯なわけです。

それで最近のエントリーがロシア語がらみのお買い物の話になっていた、という次第ですが、まあ正直ロシア語をモノにする自信があるかというと、あんまり自信はないのです。現時点では、トルコ語より運用能力が上がるってことはまずないでしょう。

かけてきた時間が違い過ぎますしね。そもそも。だし、ロシア語じたいが単純に難しそうだし。まあしかし、教科書も辞書も揃えた今とあってはもう、ギブアップは投資したお金をドブに捨てる(たとえがキレイじゃなくてすみません…)ようなものでしょうから。

モトは取りたいですよね。というわけで、今日はかねてより考えていたもう一つの出費を…という日でもあります。これについては、また明日にでも。До свидания!

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吉村 大樹
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