SFプロトタイピング小説「北部回廊」ーあらすじ
あらすじ 2064年の97億人をピークに、人類文明は人口減少時代に突入した。地球規模の人口減少を予測していたアジアの超大国シー国は、ユーエス国に代わる覇権国家を目指し、残された唯一の人口増地域アフリカに、経済成長の果実を求めた。同じアジアの旧先進国ジェイ国は、貨幣経済を棄て、ブロックチェーンに紐づいた「いいことやってる」トークン経済圏を創設、国家の生き残りを図る。2100年、東部アフリカの先進国家ワカンダに派遣された主人公は、ジェイ国の運命を握る外交交渉に臨む。
#創作大賞