新しい一年が始まった。
入学式と始業式が終わった。さあ一年が始まる。新しい皆さんこんにちは。生憎の雨。でも始まりの雨ってのも悪くない。
皆緊張しているだなこれが。生徒だけじゃなくて実は先生たちも緊張している。担任の先生は呼名の準備に余念がない。会場準備、段取り、誰かを迎えるって楽しみで、不安で、心躍る。
何か新しい空気が入ってくる。これは学校に特有のもの。恩田陸さんの「六番目の小夜子」がとても好きなんだけど、誰かが居なくなった代わりにまた新しい誰かがやってくる。どんな人かな。期待と不安が渦巻く場所が学校。それは働いてる側も同じです。
ある儀式を皆で協力してやる。当然上手くいくことばっかりではない。全部が全部100%上手くいくわけではない。でも、気持ちを込めて一つの成功を目指して厳粛な雰囲気を創るのは心地よかったりする。もちろん疲れるんだけどね。
厳粛さはindigo la Endの緊張感に似ている。発する雰囲気。ピリピリした空気。オーマイボス。僕らがやってることにそんな意味を求めても無駄なだけ。
だってやらなくてもいいんだもん。論理や整合性の問題ではない。必要性を論じだすときりがないよね。
ただ、あの雰囲気が「学校」なんだ。学ぶよ色んなこと。楽しい3年間にしようね。