眠れない夜
メールアドレス認証がうまく行かず、ほったらかしにしていたこのアカウントがやっと動き出した!嬉しい!
なんで操作に向き合ったかって?
それは今日、珈琲を6杯ほど飲んで目がキラキラして眠れなくなったからだよ。
カフェラテのスティックタイプを一本飲んだくらいでカフェインが効かないなんて自慢げに話していた高校時代が恥ずかしいなぁ、それは本当の珈琲とは全然違うのに。
昨日はそれはそれは素敵な日だった。先月滞在したゲストハウスで教えてもらったとある珈琲焙煎所に行ったからね。
(今は自分だけのものにしたいからここでは非表示)
京都ではカフェが溢れてて、個人的に店舗を大切に思えなくなってる。提供される商品のみにしか焦点があてられないからだ。Instagramでこのスイーツが話題だとか、これがおいしいとかそんな理由でしかカフェへ赴く動機づけができないことはとても残念。
そんなモヤモヤを抱えて友人と向かった今日の珈琲焙煎所。ロケット団のアジトか?っていうような少し寂れた公民館のような建物の最上階にその焙煎所はあって、控えめな置き看板がぽつんと。
なにやら何人かの明るい話し声がするけど。
入っていいのかな、本当にここなのかな。
二人でそんな話をしながら恐る恐る覗いてみると、それぞれ白と黒のシャツを着たお店の人らしきお兄さん2人と20代~30代くらいの3人くらいのお客さんが低めのカウンターを挟んで楽しくお話し中。おっ!白い陶器のコップをもって珈琲を飲んでる。
でも1人1つじゃないし、お兄さんたちは豆を挽いたりドリップしながらだし、椅子もないし…
ハッ、そうだここは焙煎所か。
私たちに気付いた白シャツのお兄さんが少々待っててとのこと。全面の窓から外が見える見晴らしのいい広い会議室ののような場所。竹で出来た逆さまの網目のボウルが吊り下げられたテーブルとかホワイトボードとかパソコンとか。やっぱりなんだここは?と思いながらうろうろ。
暫くすると黒シャツのお兄さんが近付いてきて「ここの説明は聞きました?」と、そして茶目っ気溢れた言葉選びで教えてくれた。
珈琲を実際に試飲して、お話をしながら豆の購入をする場所。それがこの場所だと。
勿論紹介してもらった際に聞いていたのだけれど、
珈琲豆の知識はそんなにないけれどそんな私たちに「ハナシ」ができるのかなと少し不安で。
ヒョコヒョコとそのカウンターに近付くと、なにやら女性の話をしている大人たち。ギャル、嫁という単語が飛び交っていた。恐らく珈琲のことを表現しているのだろうなと推測できたけれど、お兄さんたちは、場所が場所ならアングラな会話だと思いかねないよねという話からその空間に私たちを参加させてくれた。
そこから始まる、大きな意味をもたせてくれた1日。
突然ですが、カフェインきれてきたな。そろそろ寝なくちゃ。
おやすみ。