これから社会に出るINTJへのアドバイスの話
社会に出て、失敗と成功と苦労と喜びを繰り返して、幾年。若きINTJへのアドバイス。
仕事だけ頑張れ
職種があっていれば、INTJは仕事では必ず輝ける。無駄な仕事に辟易することも多いとは思うが、その中でも、自分が省ける無駄を見つけ、他人の仕事を減らす人は、重宝される。
生きていくステージはそちらだ。人間関係については、諸先輩方から面倒なことを言われるだろうが、「この人はそういう人なのね」と思わせたらこちらの勝ちだ。仕事が続かなくなる、辛くなってしまう原因は、自分らしからぬ無理をしてしまうからだ。
自分の輝く場所を間違えなければ、大丈夫。
仕事が合わないと思ったらすぐ辞める
巷では、3年は働かないと、と言われる。が、これにはもちろんカラクリがある。人間関係や仕事の全体像が見えないことによる辛さに関しては、確かに3年働かなければ見えないこともある。それが原因で辞めるのであれば、どこに行ったって同じ悩みは必ず起きる。パワハラなどの問題があるなら別だが。この手の悩みで辞めてしまうと、次の場所でも同じ理由で辞められてしまうのではと思われてしまう。
INTJは、自分にあった仕事が、そもそも他のタイプより少ない。配属された部署が合わないと思ったら、数年単位で転属するのが無理そうなら、さっさと辞めてしまうのも手だと思う。
女の派閥争いからは徹底的に距離を取れ
男性には無縁の話かもしれない。よくドラマなどで、副社長派対専務派のような派閥争いがあるが、それとは別。社内や部内での女だけでの派閥争い。
これが恐ろしくくだらない。やってるのはただの足の引っ張り合いだ。ただの感情でのくだらないこき下ろし大会でしかない。どちらについてもウンザリすること請け合いだ。どちらにも正義も言葉の重さもない。
社内政治における派閥争いの方が、出世に関係ある分まだ楽しい。女の派閥争いは、イメージ通り陰でこそこそやっているから、意外と男性から認知されていない。興味がないから見えないのかもしれないが。
愛想を使うべき人を見極めろ
INTJはそもそも愛嬌も愛想もない人が多い。私もそうだ。だから、なけなしの愛嬌や愛想を振り撒く相手をできれば3人以内に絞りたい。初めのうちは人見知りだからと言って、見極める期間を取った方がいい。
社内や部内の力関係や人間関係を観察すればいい。発言力や影響力のある相手は誰なのか、距離を長めに取るべき人は誰か。出世したい人とそうでない人で、どんな人を選ぶべきかは変わってくるし、年齢やライフスタイルの変化によっても変わる。
面倒くさいからと言って、人間関係を遮断するのは辞めた方がいい。仕事に影響が出る。
優しい人を信用するな
悲しい話だが、まだ相手のことをよく知らないのに、優しい言葉をかけてくる人は、大抵無責任だ。「気にしなくて大丈夫」「気を使わなくて大丈夫」「ゆっくりで大丈夫」そういった言葉を信用して安心していると、恐ろしいほど深い落とし穴にハマる。陰口を叩かれるのだ。陰口叩かれるだけなら、まだいい。知らないうちに本当に周りが全員敵になっている。
陰口叩くのなんて女だけだと思ってる人もいるだろうが、私が観測した範囲では男女差はない。男でも女でも陰湿な人はどこまでも陰湿だし、陰口叩くし、下らない足の引っ張り合いが好きだ。
どこにでも下らない人間はいるが、どこにでもまともな人間もいる。そういう人を見つけよう。
仕事楽しいアピールはした方がいい
INTJの弱点はまさに人間関係だ。仕事が楽しいとアピールすると、その弱点に多少目を瞑ってもらえる。仕事を楽しいと言える人は少ないからだ。
大変残念なお知らせだが、よほどの実力主義な経営者でない限り、「可愛いヤツ」が好きなのだ。媚びやおべっかを使えという話ではない。そういうのができない人間が、経営者や役職者に目にかけてもらうにはその方法がコスパがいいのだ。
媚びやおべっかを使うのができないINTJだから、愛嬌も愛想もないINTJだから、仕事が好き、仕事が楽しいとアピールするのだ。
やる気ありますアピールも悪くないが、やる気ないのに結果が伴わないとアウトだ。好き、楽しいだけなら問題ない。経営者や役職者は自分の仕事に謎のプライドを持っている人が多いから、そのプライドをつつくイメージだ。
ずいぶん長々と書いてしまった。これから社会に出る若きINTJたちが、社会に出て活躍できるよう心から祈っています。
あと、INTJは真面目だから、少しは世の中舐めても大丈夫。上司や先輩を舐めるのはダメだけど、世の中は舐めてもいい。