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過ごしやすい秋晴れの日に、気になっていた街に行ってみた話

前回同様、自分以外誰にも需要のない話。

↓前回の需要のない話

前回は思いつくままに真夏に鶴巻温泉から湘南平まで歩いたのだが、その途中で気になった街並みがあり、今回はそこに行ってみようと思った。本当は夏にもう一回行きたかったんだけど、あれこれと過ごしているうちにすっかり秋になってしまった。

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まずは鶴巻温泉で下車し、おなじみの鶴巻あじさい散歩道へ。紫陽花は枯れ、夏には青々としていた田んぼも刈り入れを終えてすっかり秋めいている。こりゃ冬にも来なければならなくなってしまった。

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ちらりと見える富士山も雪化粧。

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ゆっくり歩いてたら2時間ぐらいかかって「こんなに遠かったか?」と不安になったが、ついに目的地の「ローソン 平塚かまくら橋店」へ到着。

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違う。目的地はローソンから見えるこの街並みだ。後で調べて知ったのだが、この特徴的なかわいらしい街並みは「日向岡」と言い、その特徴的な出立ちで割と有名なスポットらしい。僕と同じく興味を持って訪れる人がたまにいるようだ。しかし、徒歩で鶴巻温泉から日向岡を目指し、その後湘南平を抜けて大磯までトレイルする暇人はそう多くないだろう。

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着きました!感動。ぐるっと周回しながら登っていく。

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中に入ってみると割と普通の住宅街だ。

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頂上らしきところに松葉公園と、中心には旭陵中学校がある。電波は悪い。

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電波は悪いが普通の公園です。

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ここの中学生になってもう一回人生やり直したい。ここで生まれ育ったら、どんな人生を歩んでいたんだろうか。岡にひきこもっていたのか、はたまた海から山までアクティブに走り回る少年だったのかと思いをはせるがどうでもいいことに気づいて辞める。つまんない大人になってしまった。

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北側斜面の途中に見晴らしのいいバス停がある。平塚や伊勢原にバスで行けるようだ。この日向岡エリアにはお店らしきものが全くないので、バスで駅に出れるのは便利っちゃ便利ですね。

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特にほかに見るものもなくなり、あまり住宅地を知らない人がうろついてるのも迷惑なのでそそくさと下る途中で、湘南平の電波塔と展望台が見える。あー湘南平すぐ近くだな。なんかここから見るとすぐ着きそうな距離感。本当は鶴巻温泉ー日向岡間をピストンして鶴巻温泉入って帰ろうと思ったんだけど、なんかこれ見ると登りたくなりますね、山。

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ということで登ってきました。湘南平高麗山公園。登山道じゃなく車道を歩いてきたら緩やかで全く疲れなかった。

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何度来てもこの公園の景色めっちゃいいな。冬だったら東京も見えるんだろう。冬にも絶対来よう。

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ここがさっき歩いた日向岡。よく見える!歩いたところを望遠鏡でたどる遊び楽しい。

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江ノ島、三浦半島も夏よりくっきり見える。

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で、山を下って大磯に向かう途中に見えた国道1号と湘南海岸にはげしくエモさを感じる。この渋滞、大学のときにめっちゃ味わったな〜(神奈川出身)。砂浜もエモい!

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ということで意味なく砂浜に降りる。ところどころに海を眺めている人がいるのでみんなエモくて海岸に来ちゃったソロかな?と思ってシンパシーを感じていたのだが、よく見ると皆釣り人だった。エモさを感じて海岸まで来てしまったのは、僕だけだった。

なんの意味もない休日になんの意味もない旅。だいぶ歩いただけで特になにも得ることもなく、予想外の出来事などもない。そんな日々の連続で年をとっていって、そんな日々の中でいずれ死ぬ。

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