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【レビュー】おすすめキャンプ枕

キャンプ、テント泊をするにあたってとても大事なものが3つある。

・寝袋
・マット
・そして枕だ

寝袋は寒さで死なないために絶対に必要だし、岩の上に寝るにあたって衝撃をやわらげるマットも当然必要だ。しかし僕は、「枕が良くないと寝付けない」という体質に気づいた。

寝袋をふかふかにしても、マットをコットにしても、キャンプやテン泊で一度も熟睡できたことがなかったのだが、枕が良くなかったという結論に、ようやくたどり着いた。

しかし、枕は「店頭で試す」ということができないため、実際に買って寝てみるしか検証の手段がないのだ。とりあえず現状の暫定ベストピローにたどり着くまでに4つの枕を買ってきたので、今までの試行錯誤の軌跡をここに記したい。

■プロモンテ ZZマクラ GMT14

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使用サイズ:34×16cm
収納サイズ:16×6cm
重量:100g
寝心地:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

インフレータブルですぐ膨らみ、小さくたためる。ウレタンが入っているため感触も悪くない。だが、小さい。一度山で使ったが、小さすぎて全く熟睡できない。今はリクライニングチェアのクッションとして使っている。コンパクトだし値段も安く、質もいいが、枕には全く向かない。

■プロモンテ ZZマクラ GMT16

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使用サイズ:47×27cm
収納サイズ:29×7.5cm
重量:299g
寝心地:★★★★⭐︎

結果的にいうと、この枕が今のところベストピロー賞を獲得した。GMT14のLサイズ版で、こちらもインフレータブルで寝心地がとても良い!フルエアーではなくウレタンが内部にあり、十分な大きさのため頭が包みこまれるように枕に沈み、ぐっすり寝られる。やはり枕はこれぐらいの大きさとクッション性がないとダメなんだ!しかし、値段もそこそこするし、収納サイズもデカい。ぎちぎちに畳んでも、かなりデカい。少しでも荷物を軽く・コンパクトにしたいテン泊においてはなかなか悩ましいサイズだ。

■ロゴス マルチクッション

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使用サイズ:36×22cm
収納サイズ:12×4.5cm
重量:125g
寝心地:★★⭐︎⭐︎⭐︎

次に買ったのがこれ。ウレタンはなく、口で膨らますフルエアーだ。安いし小さくたためるし使用サイズ感も悪くないのだが、フルエアーは固い。寝られなくはないが、かなり寝辛かった。サイズを優先するならこれもありだが、サイズと睡眠の質をトレードオフにしたとき、睡眠のウェイトの方が文字通り重いのが悩ましいところだ。

■SEATOSUMMIT エアロプレミアムピロー

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使用サイズ:33×24cm
収納サイズ:10×5cm
重量:77g
寝心地:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

プレミアムの言葉に誘われ、購入。4400円もした!もはやヤケである。「高い方がいいに決まってる」「枕にはお金をかけるべき!」と思い立ち衝動買い。フルエアーのため、収納サイズは超コンパクトだ。これはいい。しかし、寝づらい。やはりフルエアーは固いか〜。収納時のコンパクトさはピカイチのため、これで熟睡できたらベストな枕となるのだが、そう上手くいかないのが世の常である。

■収納サイズ比較

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収納サイズを並べてみると、一目瞭然だ。やはりプロモンテのGMT16が圧倒的にデカい。。。

さまざまな「最適解」が用意されているキャンプギア(例えば寝袋ならモンベル のダウンハガー、レインウェアならゴアテックス、シングルバーナーならSOTOのウィンドマスター、インフレータブルマットならサーマレストなど)において、こと「枕」に関しては、「高いけどこれがベスト!これ買っとけ!」というベストギアがないように感じる。こんなに快眠に重要なファクターなのに、周知のベストギアが誕生していないというエアポケットが存在している。

とりあえず寝心地とサイズのバランスで現状はプロモンテZZマクラGMT16を暫定ベストピローとするが、イノベーションが生まれたらまた新たなギアを試してみたい。

↓続編はこちら


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