広島旅行記②島ごとぽるの展

前回に引き続き、7/27~7/29に行った広島旅行の記録です。


1日目 7/27(土)

海の声よ

初日は福山で降り、尾道で昼食を食べてレンタカーで瀬戸内しまなみ海道を渡りました。

やってきたのはこちら、因島です。
瀬戸内海に浮かぶ尾道市の島で、ポルノグラフィティの出身地です。
前回話したように祖母の家が広島で毎年お盆に行っていたので、どうやら中学生の頃に因島には旅行に行っていたんですよね。
でも当時はポルノグラフィティにハマりたての頃で出身地だとは知らなかったし、父親と弟が囲碁好きだったので本因坊秀策記念館に行ったかすかな記憶しか…。

レンタカーは尾道の市街地や瀬戸内しまなみ海道の高速は友人に運転してもらいました。
基本的には運転は大好きなんですが、それはあくまで宮城の田舎での話。
尾道の車通りの多いところや高速は怖い怖い。
Bluetoothで音楽を流す訳ですが、高速で流すNewJeansの「Supernatural」がたまらんですね。
SPEEDとかSMAPとかDA PUMPとか小室ファミリーとかその辺の要素をすごく感じる。
私も友人も母親も音楽の趣味は割とバラバラではあるんですが、NewJeansだけは共通項ですね。NewJeansすごい。

そして海のドライブは本当に気持ちいい。
橋を渡るときに2人で「うぅううみのぉぉおおお~こぉえよぉおおお~」と熱唱していました(笑)。

島に入ってからは私が運転しました。
混雑を覚悟していたのですが、島自体が広く、本当に快適な運転でした。
いつも通ってる宮城の田舎を運転している感じ。
山道もあれば、店が立ち並ぶところもあれば、住宅街もあれば、という感じで、勤務先の田舎とそっくりだなと思いました。
調べてみると勤務先の自治体と人口もほぼ同じでした。
想像の数倍は広かったです。
これは車がないと観光は無理ですね。レンタカー借りて良かった。

はっさくはっさくぅ~

モニュメント的なものがありました。
このあたりが因島の中心地というか、みんな集まるところな感じなんですかね?

道中にもポルノグラフィティの「島ごとぽるの展」の看板がたくさんありましたが、この中心地にはたくさんの看板が立ち並んでいました。
色々あって迷ったんですが…

「移動喫茶ぽるの」というキッチンカーではっさくジュースを飲みました!
私は晴れ男超えて猛暑男。
広島旅行中は終始最高気温35℃を超える猛暑が続いており、宮城では経験したことのないような暑さでした。
私は暑さに対する耐性はあり、暑さ体調を崩したりした経験はないのですが、なんせ代謝が良すぎて汗っかきで…。
ホント汗とまらなくてきつかったです。
とりあえずジュースだけ買って急いで車に逃げ込みました。
う~ん、酸味がたまらん!!
車内でドライブのおともに飲むはっさくジュース、最高です。
はっさくは因島名物の柑橘類です。
車を降りて島内を散策した際も、そこらじゅうにはっさくが地面に落ちていました(笑)。

青春に咲く花の散り様

お次の目的地は「ミツイシヤ」というレコードショップです。
メンバーが学生時代に通っていたレコードショップが期間限定復刻していました。
とはいっても本当に住宅が点在する山の中にある感じなので、近くの役場的な施設の駐車場に停めてから数分歩いていきました。
店の前で記念撮影をしているポルノファンが多くいたので私も。
なんかこの辺の雰囲気、広島の田舎のおばあちゃんちに帰ってきたような感覚。
すごいノスタルジーな原風景ですね。
そしてはっさくがゴロゴロ転がっています。

いや~エモいです。
時代を感じさせるレコードもたくさん置いてありました。
お店に入ると店主の方が無料で栄養ドリンクを差し入れてくれました。
これも田舎ならではの温かさですね。
広島のおばあちゃんちも、お盆に行くと必ず冷蔵庫にオロナミンCが入っていて、飲んでいたのを思い出しました。
1階の台所の冷蔵庫ではなく2階の神殿の小さい冷蔵庫に入っていて…
広い神殿を使って従姉妹たちで毎年お化け屋敷を作って…。
小さい和室でみんなでスーパードンキーコングをやって…。
あ~なんか色々思い出してきました。エモいなあ。
もうおばあちゃんも亡くなったし、従姉妹もほぼ年上なのでもうみんな集まることもないんだろうなあ。

お店の中にノートが入ったので寄せ書きしてきました。

酵素は生体内で働く触媒で、基質と特異的に結合し、活性化エネルギーを下げることで反応速度を上昇させる物質です。

他にもいろいろ気になるところはありましたが、車で行けるところ、時間などを考慮しラストははっこうパークへ。
通販のCMとかでもよく聞く万田酵素は因島の企業なんですね。
ここにもポルノの歌詞が展示されていたり細部にこだわりが見えました。
ここでもなんか買って食べたかったんですが時間的に閉まってました。
お土産屋は開いていたので、尾道ラーメンとか瀬戸内海の3つのラーメンの食べ比べセットみたいなのを買いました。

あの急な坂登り切ったら青影トンネルだ

そういえば写真は取り損ねましたが「Aokage」という楽曲で使われている青影トンネルも通りました。

あの急な坂登りきったら青影トンネルだ
車の排気ガスで煙いのを少しだけ我慢すれば
目の前が広くなった先に目指す海が見えるよ
そしたら機嫌直してね

ポルノグラフィティ「Aokage」 詞・岡野昭仁

昭仁さんがnoteか何かで話していた、あの狭いトンネルを自転車の横をすり抜けていくバスの運転手さんの運転技術はすごい、という話がよくわかった気がします。
最高の聖地巡礼でした。

さて、本州に戻り初日の夜です。
続きはまた次回。

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