記事一覧
こころの教科書 第4章「仮面と素顔」
心理や人間関係について、私たちが義務教育の中でその専門性を習うことはありません。かろうじて学問となっているのは、大学以降の専門分野なのだと思います。
しかし、私たちは生まれてすぐ、当たり前のように心を持ち、人間関係の波に晒されます。
そして人の悩みに、心理と人間関係に属さないものはないと言っても過言ではないのは、誰もが知るところです。
「こころの教科書」は、心理カウンセラーとして8,000件あま
こころの教科書 第3章「心と幻」
私たち人間には、心という不思議な存在があることは、現代に生きる誰しもが理解しています。
そしてその”心”は、脳や身体の中に物理的に存在しているわけでは、決してありません。
こころの教科書 第3章では、その夢か幻かとも言える心の不思議な機能の一つが与える、魔物とも言える恐ろしい力の一端をご紹介します。
筆者がこのことをご紹介するのは、決して無意味に怖がらせたいからではありません。
日々、心理カウンセ
こころの教科書〜私を知る旅〜第2章「動く心」
第1章では、心を理解する為の基礎知識とも言える意識・無意識や、ゲシュタルトという心の持つ不思議な構造、心理学の始まり、人格との関連などをお伝えしました。
これから第1章をお読みになる方は、先ずこちらからご覧下さい。
その続編となる第2章では、心は何に反応し、どのように動くのかという“動く心”について、書いていきたいと思います。
第1章の単体記事はこちらをご覧下さい。
単体「こころの教科書~私を知
こころの教科書~私を知る旅~第1章「心と私」
心のことは、何歳になってもなかなか詳しくわかるものではありません。
あの人はどうしてすぐ怒るの?
人はどうして落ち込むの?
思うことってどこから出てくるの?
誰かを好きになる理由は?
食べ物の好き嫌いはどうしてできるの?
思ってもないことで相手に勘違いされるのはどうして?
私たちが子どもの頃から抱いてる疑問。
それは大人になっても、なかなか答えが見つからないようです。
この記事は、筆者が開講してい
医療も心理学もこれからは統合の時代
心理カウンセラーとして、臨床経験を積むだけの時代を終え、指導カウンセラーとして学術団体の役務などを持つようになると、医師の友人などもできるようになった。
彼らとの話は本当に面白い。
それは特に昼間の時間よりも、夜の飲み会などの時間。
普段社会的な立場は、間違いなく医師の方が上なわけだが、心理カウンセリング技能の話となれば、逆にこちらが先生になる。
心理カウンセラーが医師よりも強いもの先進的な医療