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6位、ありがとうございます!
本日発表になった働きがいのある会社ランキングで、勤め先のgCストーリーが小規模部門で6位を頂きました!2015年から5年連続でベストカンパニーとして入賞できていることに、ありがたさで一杯です。
10位以内に5年連続で入賞できたのはなんでだろ?という素朴な疑問について、今回は考えをまとめてみようと思います。
「働きがい」と「働きやすさ」は似て非なるもの、と思います。
大変でもやりがいのあることは働きがいに繋がるし、働きやすい環境が働きがいに直結するとは限らない。「働きやすさ」は会社が用意できるけど、「働きがい」はそこにいる人たちが感じるもので、会社が用意できるものではない、のではないでしょうか。
gCストーリーで働いてるみんなはどんなところを働きがいと感じているのか考えてみると、【一体感・連帯感】【信頼・尊敬】【他を想う】の3つに絞られるように感じます。言い換えると、
・ビジョンへのコミット(同じ目的に向かって頑張ってる仲間たちがいる)
・人間関係の深さ(相手への受容、自分が受け入れてもらえてる事への安心)
・スタンスフィット(良心を元に仕事をしよう=これを弊社ではきれいごとをしようじゃないか、とメッセージングしています)
となります。
【理念に本気】
ビジョンへのコミット(同じ目的に向かって頑張ってる仲間たちがいる)『全従業員が幸福で調和し、取引パートナー・顧客に感謝される存在であり、人類社会の調和に貢献すること』を理念に掲げ、会社経営を行っています。おもしろい取り組みは「人づくり(採用・育成)」と「組織づくり」と「制度づくり」にあらわれています。
採用フローでは、社員ととことん対話ができるオーダーメイド式選考(⁉)です。ある社員は入社前に20名くらいの社員としゃべったとか…!!エース級社員が出てくる魅力付けの採用プロセスではなく、ありのままを感じてもらう採用プロセス。社員が仲間として受け入れたいと思うかどうかの感覚も大事で、gCストーリーという会社よりもその人にフィットする会社がありそうだと感じたら、それを正直にお話しして価値観のすり合わせをさせてもらっています。それだけ、本気でいい会社を創ろうとしている社員がいるからできるやり方です。
<新卒採用の最終選考は、社長と合宿!>
人間関係の深さ(相手への受容、自分が受け入れてもらえてる事への安心)
内定者研修で家系分析を行ったり、入社式で志プレゼンをしたり、朝礼で最近考えてることをシェアしたり。自己理解を深め発信する、という機会がとても多いと思います。
一方、周囲からフィードバックをもらう機会も多く、Slackには「#ありがとうチャンネル」というものがあり日々感じた感謝を伝え合ったり、「サンクスカード」という発表を聞いてくれた仲間が応援メッセージを書いて手渡ししてくれる仕組みがあったりします。
過去のことー今現在のこと。ポジティブなことーネガティブなこと。
同世代だけじゃなく、役員でも1年目でも。
同部署だけじゃなく、他部署でも。
相互に理解し合える状態を創ろうという取り組みに力をいれていることが”腹の底で繋がってる感”を醸成しているのかもしれません。(その副産物なのか、社内結婚率が非常に高いです(笑))
スタンスフィット(きれいごとをしようじゃないか)
制度づくりも、思いやりや、こうできたらいいのに!ってことへのチャレンジに溢れています。
・週2回の健康ランチ提供(社長が社員の健康を心配してできた)
・誕生日休暇(普段支えてくれる家族に感謝をつたえるために、家族の誕生日に休暇取得ができる。自分の誕生日では取得できない。)
・育休おかえり有給(子育て中の育休復帰社員に、子どもが4歳になるまで年10日法定以上の有給を付与)etc…。
などなど…。ボツ案もかなり出ますが、2年に1度全社員へアンケートをとって、改善活動をし続けています。
また、毎日の業務においてもみんなの良心が反映されていきます。
自分の成績のためにライバルを蹴落とす。売上のために相手をだまして受注する。事細かに誰かに管理されながら仕事をする。
そういうのって心理的負担になることありませんか。しんどくなって、虚無感感じて、なにやってんだろ・・・って、仕事がどんどんつらくなる原因の1つじゃないかと思います。とにかく誠実に、自分の良心に耳を澄ませて、いい関係性の上でいい仕事ができたら嬉しい!
もしかすると多くの人が、道理に適わないことでも我慢して仕事をしているかもしれないけれど、きれいごとしていこうよって胸張って言える仲間がいると励まされることが多いです。1本の針金より10本束ねた針金の方が頑丈なのと似てますね。
「しあわせ」ってなんだろう
『全従業員が幸福で調和し、取引パートナー・顧客に感謝される存在であり、人類社会の調和に貢献すること』を模索する中で、幸せってなんだろう、みんなに喜んでもらえることってなんだろう、社会に貢献するってどういうことだろう、とトライアンドエラーをし続ける毎日です。
まだまだ書ききれないくらい社内の取り組み事例はあるものの、この会社で11年過ごしてトライアンドエラーしてきたわたしなりの「しあわせ」を今度は書いてみようと思います。つづく。