地産地消の暮らし@二宮町
2008年に宮城県から都内中央区に上京。13年の都心暮らしを経て自然が恋しくなり、2021年1月から神奈川県の二宮町でのどかに暮らしてます。
平塚と小田原の間にある、人口2.7万人の町。(市ではなく中郡二宮町)
暮らし始めてどんどん好きになる二宮町。素敵ポイントをお届けします。
コンビニまで徒歩5分
引っ越す前の都心の家は、マンションの1階がコンビニでした。1日1回は行ってたなぁ。わざわざ探す必要なんてないくらい、あらゆるコンビニが揃ってますよね。
それがこちらでは徒歩5分です。もしファミチキが食べたい!となったらチャリで7分。からあげくんがいい!となったらチャリで8分。笑
けど不思議なもんで、無ければ無いなりの暮らし方ができるのだと分かりました。
引っ越す前に最も強く感じた不安は「便利を手放すこと」だったけれど、手放してみるとなんてことない場合も多いのです。
地元密着スーパーの有無
さて、そうなると普段の買い物が重要になります。
二宮のスーパーは、SEIYU(24時間営業)、MAXバリュー、業務スーパー、COOP、しまむらストア、クリエイトSD、ココカラファインと店舗数は限られているものの不便さがないほどに充実しています。
中でもしまむらストアは地元密着型で、棚を見ると「神奈川県」や「地域限定」というポップが貼っていて見どころのある取り揃えになっています。プライベートブランドを保有するスーパーが多くなってきている中、こうやって地元のものを集めて販売する姿勢が私的には好感度が高いです。
それから、ネットスーパーが使えるのも大事なポイント。小田原の大型スーパーが宅配をしてくれるので、重たい物を買う場合は活用しています。
魚屋、八百屋、パン屋
個人的に一番購入スタイルが変わったのが、野菜、魚、パンです。
小田原が近いので魚屋さんが魚屋さんとして成り立っているんですね。新鮮なお刺身、切り身が手に入ります。旬のものやおすすめのものを聞きながら買えるのも嬉しい。時には「うちで取れたハッサクなの。食べて~」と、魚屋帰りにハッサクを頂いて帰ることもあったり。この地元感がたまらんのです。
▼新鮮な季節のお刺身盛り合わせ(1,500円)
八百屋さんも八百屋さんとして機能しています。野菜が新鮮。
でも行くのはもっぱら近所の農家さん家の直売所。毎朝8時半ころに今日のお野菜が並びます。スーパーに卸すほどは作っていない農家さんが、軒先販売をやっています。私が知る限り4か所あります。
「正直に100円入れてください」と書かれた缶が置いてあるのを見て、当初は衝撃を受けましたが、今ではすっかり慣れたもの。獲れたてのお野菜は本当に美味しいです。
パン屋さんは、美味しいお店がいくつかあってそちらで調達。こちらの写真は雑誌掲載も多々。人気のブーランジェリーヤマシタさんです。(併設されてるカフェも素敵)
作り手さんとの距離が近いからか、ありがたいなぁ、美味しいなぁ、と言いながらご飯を食べることが多くなったように感じます。
便利さ美味しさと共に大事なこと
輸送エネルギーがかからなくていいですよね。地産地消って。
アボガド買う時もあるけどさ、海外から輸入してくれてありがとう!と思いながら食するけれども、輸送を考えるとエネルギー効率悪いよなと思うわけです。その点、地元のものは輸送にかかるエネルギー負担が少なくていいなと思います。
適切なエリアの中で適切に循環できたら人にも地球にも一番いいよなぁと。今日も直売所で買い物をするわたしなのでした。