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インターナショナルスクール プリスクール生活日記Vol.28~初めてのバースデーパーティ〜
今週は、ドタバタの土曜日を迎えた。その理由は水曜日に子供が土曜日の誕生日会のインビテーションレターをもらったからだ。(笑)
外国籍の子供から、土曜日に誕生日パーティーをするので、ぜひどうぞ!という案内だった。いや、めっちゃ行かせてもらいたいが、急やな!w と夫婦の会話。土曜日は特に決められた予定もなかったので、早速参加について子供に聞いてみると、行きたい!と。話したりするの?と聞くと、話してないと。
そりゃそうだ。ただでさえ、日本語を学び始めた子供にとって英語は理解しても話せるほどではなかった。相手の子供も一緒で、日本語を話せるはずがない。こういった時、意思の疎通は難しい。 が、本人が行きたいと言うので、行かせてもらうことにした。
初めてのボーリング!
ご招待いただいたのは、ボーリング場。え?ボーリング場?人数もカウントしない呼びかけなのに?と思っていたけど、行ってみたら、本当にボーリング場のスペースを借りて誕生日パーティが開催された。
子供にとっては、未知の世界だった。そもそもプリ年代なのでボーリング場に行くことさえも考えたことがなかったので、今回が初めての体験となった。子供用に調整されたレーン(ガーター無し、置くだけで転がっていく台など)だったので、子供は楽しそうにボールを持っては転がしていた。
ボーリングを数回楽しんだ後には、誕生日ケーキが登場し、みんなで盛大に歌を歌ってお祝い!プリスクール年代が食べるのか?というくらい、クリームたっぷり、ビッグなカップケーキを前に、夫婦で目ん玉飛び出るくらいびっくりしていましたが、それも異文化交流!ということで温かい目で見守りました。
子供は、我先にと、このカップケーキと大量に乗せられたアイスクリームをゲットして帰ってきて、バクバク食べていた。。。わかるよ・・・僕も大好きなので、わかるよ・・・でも・・・食べ過ぎだよ・・と思いつつも、幸せな1日だと、再び温かい目で見ていた。
勇気を出した!
縁もたけなわ、そろそろ終盤となってきた頃、子供に、主催者と写真撮らない?と聞いてみたところ、「行く!」と。
お、ちゃんと声かけるのか?がんばれるのか?少しでも英語を披露してくれるのか?と期待していたら
本人を目の前にモジモジし始めた。
「どうした?一緒に撮らないの?」(僕)
「言い方わからない・・(ぼそっと)」(子供)
かわいい3歳だ。仕方ないよな。意志はあるけど、手段を持ち合わせていないため、わからない・・・。まずここまで来れたので頑張れた。それはよかった。なので、僕としてはあとは背中を押すだけだと思って、
「とりあえず、言ってごらん。英語で、後から伝えてあげるから!」
と言ったら、
「ねぇ、一緒に写真撮ろうよ!」(日本語)
と。おおおお!勇気を出して言えたじゃないか!とても誇らしい!ということで、主催者に英語で伝えて、相手も写真疲れとかしている様子の仕草を見せたが、しっかりカメラに収まってくれた。
そのあとは、子供はしっかり「ありがとー」と言ってバイバイした。なんだか泣けてきた・・・。がんばったな・・・。
親も素敵な体験!
外国籍の方の誕生日パーティーに参加させてもらったのは初めてだったので、とても楽しいイベントとなった。何よりも、子供のためにたくさん集まっていると言う演出が、映画やドラマで見た世界、そのままだったのが楽しかった。実は、子供より楽しんでいたかもしれない。。。
まだ英語を話せないので、外国籍の子と遊んでいる様子はなかったけど、数年後、彼らが一緒にハッピーバースデーを歌ったり、ボーリングを楽しんだりする姿を想像したら、ワクワクしてきた。
インターに通っているからこそ、得られた親子での経験だった。ありがとう!子供!誕生日おめでとう!お友達!!!