憧れの仕事
今年の2月に27年続けたスクールをクローズした。
失ったものは、稼げたであろうお金。
得たものは、時間と新しい挑戦だ。
学生時代に憧れた職業はたくさんある。
きっと誰もがそうだろう。
ミュージシャン(これは実際に目指し、デビュー寸前でやめた。性格的に合わないなと思った)
モデル事務所のスカウトの仕事(モデルの通訳アルバイトを経験したため)
外資系化粧品メーカーの広報(アルバイトをしていたため)
同時通訳
結局は客室乗務員になったのだが、同時通訳はさらに学校に行き学ぶ必要があったので、
まずはミュージシャンを目指すため。断念した。
時は巡り、「通訳アルバイト」の仕事のチャンスがやってきた。
これも仕事をやめてなければ引き受けることができなかっただろう。
そして、ずっと年下のある人からの紹介でこの仕事が入ってきたことも私にとっては新鮮だった。
今までは私と同年の人たちからの紹介で仕事をいただくことが多かった。
それが今や主役の年代が変わったことを感じさせられた
良いとか悪いとかではなくただ時は流れ、時代は変わることを実感した。
ビジネスシーンでの通訳アルバイトをしてみての感想は、まだまだ英語力をブラッシュアップする必要がある、と言うことはもちろんだが、楽しい、に尽きる。
困っている人を助け、自分が持つスキルを使い、お互いに理解し合えることを目の当たりにする。
通訳は黒子の仕事だと勝手に思い込んでいたが、とても大事な仕事なのだと思った。
さらに通訳のキャラクターによって、そのビジネスや両者の関係がうまく行くことも通訳の仕事に含まれている。
ただただ両者の役に立ちたいと言う気持ちと、曖昧なことは言わない、数字は間違えないことを、念頭に置いていたが、両者が笑顔で別れたことは今後の更なる発展につながればと思った。
あともう1日このような経験をするので、しっかり準備をして臨みたい。
アルバイトは学生時代と同じく、その仕事の経験をお金をいただきながら経験ができる。
実際にアルバイトの人の中には、彼らとも「仲間」として協力しながら仕事ができたことも、
フラットな人間関係の中で仕事ができたことも、とても新鮮な1日だった。
きっとこの経験はどこかで何かの役に立つ。
そんな予感がしてならない。