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罪悪感を手放す
以前罪悪感を手放すセミナーに参加した。
そのセミナーによれば、罪悪感というのは感情の中でかなり人間のやる気や、自己肯定感を削ぐものだと学んだ。
そして罪悪感とは、ほとんどの場合、法律違反をしてないのに自分で勝手に自分を責めているのだ。
さらに酷いのは、自分を責める理由が、幼い頃から刷り込まれたものや、親の教え、背中を見ていたことを基準にしているということ。
その「罪悪感の基準」となってるものが、正しいのか、また今の時代にマッチしてるのかも考えずに盲信している、当たり前だと思ってるものなのだ。
例として上がっていたのは
母はこうあるべき
妻はこうあるべき
女性は、男性はこうあるべき
と言うもの。
「べき」がつくものは、罪悪感のもとになる。
私は母として、妻として、、、の部分は自分の母親をお手本にしていたしそれが正しいと信じてきたが、時代は違うし私は仕事をしていた。
これだけの違いがあるのに、なぜか母の在り方を盲信していた。
これに気づいた時、大きな驚きと共に解放感が生まれた。
随分無理をして、自分に鞭を打ってきたと気づいた。
実は世の中には、絶対的正解はなく、自分が、周りがそれでいいなら良いのだと言うことが本当に多い。
1足す1は、2かも知れないが、人間の生活はそんなに単純ではない。
何より大事なのは、自分の気持ちで、自分と周りが心地よいならそれで良いし、家族の誰か1人が我慢すれば良いと言うものではないと知った。
ここから私は、私自身の解放を始めたように思う。
自分を縛っているのは自分。
案外そんなことが多いのではないだろうか。
罪悪感と言う根拠のないものから、自分を解放するのも自分。
どんな考えで、どう生きるのかを決めるのも自分だ。
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