九州2泊3日の旅 2日目 鹿児島、熊本
2日目
宮崎から鹿児島への旅は、
特急電車で。
ただ、2時間に一本くらいしか電車がなく、早起きが苦手な私を気遣って、卒業生が提案してくれたのが、「霧島神宮駅」での待ち合わせ。
そこで、20数年ぶりの卒業生と、もう1人の卒業生と会う計画だった。
朝ごはんは最近ホテルではスキップすることが多く、そのうち何か食べようと思っていたが、食べそびれてコンビニで茹で卵とリンゴジュースを購入。
約1時間ほどで霧島神宮駅に到着。
駅は無人だし、周りには何もない。
駅の名前からすると、目の前に神社があるのかと思えば、全くそんなことはない様子。
そして改札口に待っていた、卒業生と、20数年ぶりの再会の男子卒業生と美しい奥様。
「本当にご無沙汰しております」
と、丁寧なお辞儀をしてくれた男子卒業生も立派な中年男性。
でも、その目は何も変わっていない。
学生時代の彼が、ふーっと思い出された。
奥様は海外の方で優しく、美しい方。
車を出してくれ、その車で霧島神宮へ。
とても歩いてなんていけない距離で、ほとんどの人は車でいくし、電車で到着した人はタクシーしかない。
「神宮」は、伊勢神宮や熱田神宮、明治神宮など、神社の中でも格が高いらしい。
また、霧島神宮は天照大神がご神勅があって作られた神社。
国作りが、、、と言う神社らしい。
参拝の方が多いのに、驚く。
敷地も広く、大木もあり、あの坂本龍馬とおりょうさんが新婚旅行で訪れた地でもあるらしい。
参拝し、御神籤を引くと、吉。
まあまあかな、と思っていると、卒業生は大吉。
ちょっと悔しい気持ちもあったけど(笑)
みんな幸せでよかった、と思う。
国歌の中に出てくる、「さざれ石」
その後卒業生が見つけてくれていた、ランチへ。
本来は、鹿児島牛が食べられるところを考えていたらしいが、木曜日定休だったので、第二候補の「黒豚の館」へ。
ちょうどお昼時で、大混雑。
待っている間も、元ホテルマンの卒業生は私たちが退屈しないように、メニューを持ってきたり、パンフレットをくれたり、ホールを見に行ったり、とホスピタリテイは完璧。
きっと海外のホテルで、苦労もありながらも、楽しく仕事をしていたんだろうな、とその姿が目に浮かぶよう。
男子卒業生とその奥様、そして女子卒業生はみんな同じホテルで働いていた同僚。
お互いに助け合いながら、楽しいこともたくさん一緒に経験した仲間。
「妻と出会えたのも、先生のおかげです」
と言ってくれたが、2人は出会う運命だったのだと思う。
ようやく席が空いて、座る際にちゃんと奥様の椅子を引いてあげる仕草が自然で、九州男児がレデイファーストを身につけていて、感心した。
それを彼に伝えると、「見てましたか?」と恥ずかしそうに言っていたが、私もそんな動作を見逃すはずはない(笑)
頂いたのはこちら。
しゃぶしゃぶ肉をとんかつにしたもの。
お肉は柔らかく、甘く、豚汁つき。
ボリュームも味も大満足。(1,900円)
その後は、海外から日本に来た奥様の英会話のお仕事の相談、そして旅行の資格を持つ彼にも、今できることをビジネスコンサルのようにお話しした。
コロナによって、生活は激変しているが、逆にこの期間をメリットとして考えれば、実はビジネスチャンスはいっぱいある。
先が読めないからこそ、今できることをやっていったその先に大きなチャンスがあるかもしれないと思っている。
その後、観光案内をしてくれた卒業生が連れていってくれたのが「丸尾の滝」
離れていても、小さな水飛沫が舞っているほど、マイナスイオン全開。
流石にマスクを外して、思いっきり深呼吸。
本当に癒されるとはこのことだ、と思っていると、連れてきてくれた卒業生も同じだったようで、みんなで記念撮影。(写真は非公開。申し訳ないです)
虹が写っているのがわかるだろうか。
コロナがなければ、この先もしばらく会うことはなかったであろう、男子卒業生との再会。
思い立った時に行動しておかなければ、「次の時に」というのが、いつになるのか、もしかするとずっとそんな時は来ないかもしれない、と思っているからこそ、今回こうして会いに来てよかった、と心から思った。
女子卒業生を鹿児島空港まで送り、その後私は鹿児島中央駅まで送ってもらった。
たくさんのお土産を用意してくれ、なんとワイン2本に、梅焼酎1本、かるかんに、パンまで。
こんなに感謝してもらうほどのことは、私はしてないのに、と思うが、彼らの気持ちが本当にありがたい。
これからも大変なことはあるかもしれないが、その逞しさ、前を向いていく強さ、真面目さは、ずっと彼の持ち味なので、きっと大丈夫、と確信して別れた。
新幹線で熊本入り。
ホテル到着後すぐにお目当ての「キャサリンズ バー」へ。
ここは、知る人は知っていると思うが、タレントのスザンヌさんのお母様が経営する立ち飲みバー。
前回来たときは、偶然にもスザンヌさんとお子さんたちが来て、お母さんにお願いして握手をしてもらった(ちゃっかり)
少しお話をしたが、スザンヌさんは美しいのはもちろん、とても聡明な方だと感じた。周りを包み込むオーラを持っていて、やっぱり芸能人は違うな、と感じた。
このお母さんがいつもお店にいて、暖かく迎えてくれるので、ホッとする。
軽い料理も食べることができるので、ここで少し飲んでご飯を食べることにする。
そしていつも「無料サービス」で何かしらお母さんの一品が出てくるのだが、
今日はカリフラワーのお味噌汁。
私も最初は、「え?カリフラワー?」と思ったのだが、これが美味しい。
おそらく山芋のすりおろしも入っていたと思う。
料理のセンスが良くて、美味しいので完食。
他のお料理は、今はお客さんが少ないからなのかないものもあったが、それでも十分。
お客さんの入りは、宮崎に比べて人通りも少なく、3月に熊本に行った時とは全く違っていて驚いた。
早く元のように、お客さんがひっきりなしにやってくる賑わいが戻ってくることを願っている。
宿泊は、安い大浴場付きのホテル。
全体的に狭い感じがしたが、スタッフの方々は親切だった。
ただ、窓の景色が見れないのは残念で、長く滞在はできないな、と感じた。
1日観光して疲れたのか、案外早く眠ってしまい、翌朝思いがけず早く目が覚めることになる。
しかし、この時点で3日目の予定は全く立てておらず、「真っ直ぐ帰ろうかな」とさえ思っていたが、予想外の3日目を過ごすことになった。
3日目に続く。。。
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