スーパーポジテイブになる思考術
私は20代の頃は、ネガテイブな性格だったと思います。
落ち込むと、しばらく立ち直れず、自分に本当の意味で自信はありませんでした。
しかし、一通り仕事ができるようになり、人生経験をしてきたことで、
「前を向いて歩くしかない」と思うようになりました。
ある意味「ネガテイブに悩んでいたときは、悩んでいた暇があったんだな」
と思います。
切羽詰まったら、悩んでいる暇さえなくて、前に進むことでしか解決しないと
思いました。
その頃からだんだんとポジテイブになり、今では「昔はネガテイブで根暗だったのよ」と言っても、誰も信じてくれないくらいです。
エアラインスクールをやってきて、出会った生徒さんの中にも、やはりネガテイブに考える人は多かったので、アドバイスしてきたことはたくさんありますが、
結局この二つをやめることで、ポジテイブになれます。
それは
「自分を勝手にジャッジしないこと」
と
「人と自分を比較しないこと」
です。
過去、自分ときょうだいを比べてコンプレックスを持っていたひとたちが
いました。
お姉さんの方が、成績が良かった。
お兄さんの方が、身体能力が高かった。
など、身近な人と自分を比べて、自分に自信をなくしているケースです。
さらに、これをご両親が言っていた人もいました。
(ひどいですよね)
本人を励ますつもりだったのかもしれませんが、
「お姉ちゃんはよくできるいいこ」と言われると、
自分はダメな子、と思ってしまう、というケースです。
私は話を聞いて、そのきょうだいよりも、その人自身が優っている部分を見つけて伝えていました。
ある一部分だけを比べて、全部ダメなんだと思い、
その狭い世界の中で「私はダメなんだ」とジャッジをしてしまって
いたからです。
世界は広いから、場所が 変われば、欠点だと思っていたことが長所に
なったりするものです。
日本で背が高いことがコンプレックスだった私は、アメリカに住んでみて、
自分よりもずっと背が高い女性がいることを目の当たりにして、
コンプレックスは長所、すなわち、背が高いことを良いことだと思うようになりました。
このように、場所が変われば自分への評価も変わるのです。
そして、もう一つ伝えていたのは、
「結果を出すこと」
すごく難しい試験を通過して、客室乗務員になるという夢を実現することで、
(それをサポートするのが、私の仕事です)
きょうだいへのコンプレックスと、親の自分への認識を変えることができると
思ったからです。
結果は、強いです。
結果は、相手を黙らせる力があります。
だからこそ、一緒に頑張ろう、と言って結果を出した瞬間、本人のコンプレックスは消え、ご両親や親戚の見方も変化した例が、5人くらいいます。
本人は、全ての足りない点を克服したわけでもないのに、たった一つ大きな結果を出すことで、全てコンプレックスが消え、自信に変わったのです。
これこそ、一発逆転。
そう、一発逆転はいつでも起こせる。
私は、生徒さんと一緒にそれを何度も見てきました。
今では、その人たちはものすごくポジテイブです。笑
世界を広げ
人と比べるのをやめ
何か一つ結果を出す。
そうすることで、スーパーポジテイブになれますよ。