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人って、やっぱり面白い


昨日お話しした方との時間では、気づきがとても多かった。
その方のことは詳しくはお話しするのは避けるが、
人は本当にさまざまだ。
全く違う価値観を持ち、全く違う考え方をしている人たちがいる。

それに気づいている人もいれば、気づかない人もいる。
周囲が自分と同じだから、世の中みんな同じ考えだと思っている人もいる。とても怖いことだけど。

いろんな人がいることに気づいていても、「あの人たちは別世界の人だから」と、全く見ようとしない人もいるが、私はどちらかというと「好奇心から見てみたくなる人」だ。

およそ偏見もないと思っているし、単純な好奇心で「どうしたらそのような考えになるのか」を知りたくなる。
以前の仕事では、生徒さんたちが毎年私と年齢差が離れていく中、30年以上も続けてこれたのは、ひとえに「人への好奇心」だった。

好奇心を持っていると、「好き」「嫌い」の感情はなくなり、「知りたい」「理解したい」が先行する。
昨日もそんな気持ちだったから、話は弾んだ。

いろんな人がいることを知れば知るほど、常識ってなんやねん、って思うし、人のことを簡単に理解した気になるな!と思う。
当然これは自分にも言い聞かせている。

人なんて、結局自分を中心に物事を考える動物だ。
動物自体が自分を中心に考えているのだから、当然なのかも知れない。
ただ、そこに動物でさえも「愛」があるから、自分のことよりも相手のことを考えた行動ができるのだ。

子供を産んだばかりの動物の母親が、赤ちゃんを全力で守る姿などはこれに当てはまる。

自分のことしか考えない本質だけでなく、そこに愛をセットにしている時点で、やっぱり人間は神の創造物だろう、と思わざるを得ない。

自分を中心に考えているのに、愛が欲しいと思っているのも人間。
いろんな人がいたとしても、これはほとんどの人に当てはまることなのかも知れない。

人ってやっぱり面白い。


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