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自己完結できる人
一言で言えば「自立している人」
大学生の頃から、自立をしたくて仕方ありませんでした。
なんでも親の許可が必要なのが、息苦しいと感じていたのだと思います。
決して、口うるさい親ではなかったのですが、旅行に行く際にも親に言わないとなんとなく罪悪感を感じたり、彼氏のことで隠し事をしていることも悪いなーと思っていたから。
私にとって自立とは、
仕事
趣味
人間関係
悩み
全て自分で解決できる人になることだと思ってきました。
それが大人だと思っています。
この年齢になれば、当たり前のことかもしれませんが、自立していない大人もたくさんいると思うし、誰かに支えてもらって生きていくことも、もちろん必要な人もいる事はわかります。
ただ、私の両親も「ギリギリまでできる限り子供に迷惑はかけないように」と思っているように、できる限り自己完結したいと思っていることは、すごいなあと思うのです。
自己完結できないデメリット
人と一緒でなければ旅行ができない
1人でレストランに入れない
1人でラーメン屋にいけない
1人でいるのを人に見られたくない
など、1人は嫌だ、と思っている人はおそらく不自由なんじゃないかなあ、と思います。
なんでも1人でできるからこそ、自由があるし、人に気を遣わなくていいのだから。
一度この自由を手にしてしまうと、なかなか手放したくなくなります(笑)
それが非婚につながると言われているが、それはそれで仕方がないことだと思います。
年頃の娘がいますが、結婚をとても冷静な目で見ているし、結婚しないと言う選択肢を片手に持ってるように思い、自由さを感じて「良い事だな」と思います。
人と行動する時
そんな時代の今、たとえば誰かと一緒に行動する時には、お互いを尊重し、ある程度の自由を持つことが、関係継続には必要なのだと思います。
モラハラやDVなんてもってのほかって感じです。
(お互いに、と言う点が大事。どうしても気が強い人、主張が強い人に、弱い人が合わせてしまいがちですが、それではお互いに、にはなりません)
決して縛ったり、自由を奪う関係ではなく。
自己完結のメリット
自己完結という事は、自分と向き合う時間が多いし、
だからこそ自分が求めているものもわかるし、
自分を楽しませることもできる。
自分のご機嫌は自分で取る。
それができたら、何があっても毎日ご機嫌なはず。
毎日5分でも自分と向き合う時間を、意識して作る事はとても大事なんだなと思います。
(コーヒータイムってそんな感じですよね)
人は生まれてきた時も1人。
死ぬ時も1人。
と言われます。
だからこそ本来は、自立するのが普通なのでしょうね。
自立は、自由とイコール。
自立しないことは、どこかに不自由さが残ってる気がします。
もちろん、その不自由さは愛情に支えられて、不自由に感じないことがあります。
(お母さんが子供のために、子供の思う通りにしてあげる事等)
それは、本当にありがたい関係だとも思います。
でも、永遠には続きません。
親は先に亡くなるから。
そう、人は亡くなるのです。
永遠ってものはないんですよね、残念ながら。
だからこそ、1人が寂しくない、怖くない、楽しめるって私は最強なんじゃないかなと思ってるのです。
上野 博美
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