全てはうまくいく
「全てはうまくいく」
そんな、ある意味能天気な言葉を信じられるようになるとは、
思ってもいなかった。
2020年のパンデミックの時は、どうなるんだろうと、すごく怖かったのだけど
結局今は、あの前よりも幸せになっている。
なぜ?
何が原因なの?
と聞かれても、「なんか全ていい方向にいった」としか言えないのだ。
もちろん、その時その時には必死で、一生懸命乗り切ってきたとは思う。
だが、いや、だからこそ、自分で決めることが怖くなり、
「もう、何となくいいかなーと思う方でいい」と、半ば投げやりになったのが
よかったような気がしている。
どうせ、コントロールなんてできない、とギブアップしたことで、
「じゃあ、何となくそれでいいよ」と、アバウトに決めるようになった。
「どうせ真剣に考えても、なるようにしかならない」
そんな考えは、完璧主義気味の私にはおそらく一生できないだろうと思っていたのだが、あのパンデミックの力ですんなりと降参できた。
怪我の巧妙というか、全ては悪いことではないんだな、と思った。
そして実際にその考えでやることで、いい方向に進み始めたのだ。
「一生懸命やること禁止」
「忙しすぎるの禁止」
「楽しいの歓迎」
「心地いいの歓迎」
へと変化した。
つい頑張りすぎる癖があるので、ハッと気づいた時に
「いやいや、頑張ったからといってうまくいくわけではない」
と自分に言い聞かせる。
その結果、パンデミック前には思いもよらなかった自由な生活が
手に入っている。
時代が変わったのだと言われたらそれまでなのだけど、
それを感じることができたと、その時すぐに行動したことだけは、
私がやったことだろう。
だから、全てはいい方向にいく。
感じることができたら、それでいい。
感じた時に、すぐに行動できたらそれでいい。
なぜなら感じた時に行動するのが、ベストタイミングなのだから。
すぐ動けるように、スケジュールと心に余白を常に作っておこう。