「初・富山2日目! 観光地として見習うべき点は多い 県民性がわかった!!」
富山観光二日目。
荷物をホテルに預け、第一の目的である「世界一美しいスターバックス」を目指す。
世界一美しいスターバックスとは?
2008年にストアデザインアワード最優秀賞ということで、富山の環水公園の中にある「スターバックス富山環水公園店」が選ばれ、
2010年には、福岡の大濠公園店が選ばれ、2011年に同じく福岡の太宰府天満宮表参道店が選ばれている。
この太宰府天満宮表参道店は、あの建築家の隈 研吾氏のデザイン、だそうです。
(福岡地元なのに、知らなかった・・・)
この富山環水公園は、富山駅から歩いても行ける。(15分くらい)
お天気もよかったので、歩く。
通りも広く、道路は整備され、人にはほとんど会わず(平日だから?)迷うことなく公園へ。
なんか広い。
建物も面白い。
川が見えてきたぞー。
と近づいていくと、急に上から水が・・・
感動!!
富山の人、うらやましーと思った。
茨城の水戸偕楽園の近くにある、「千波湖」を見たときも、「水戸の人羨ましー」と思ったので、
多分私は「水」の近くが好きなのだ。
(山より海派)
市民が多く散歩する中、観光客もちらほら、いや観光客の方が多いかも。
おそらく北陸新幹線で富山に来る人は増えているはず。
公共交通機関が発達すると、観光地は人が増える、という典型的な図式なのではないかと思った。
そして念願のスタバ。
テラス席が空いていたので、そこで景色を見ながらドリンクをいただく。
「私が富山市民だったら、毎日ここで仕事するわ」
と思ったほど。
富山に移住する人も増えているのかもしれない。
(私は、寒さが大の苦手なので、移住はできないが)
あー幸せ。
昨日から、こればっかり。
幸せでいっぱい。
こんな風に思えるということが、人生を楽しくするんだよね。
人間最後は死ぬんだから、やりたいことは何でもやっておかないとね。
と思った。
富山空港に向かって飛行機が飛んでる。
すると川向こうに船が止まっている。
調べてみると「運河クルーズ」があるらしい。時間帯が合わないから、今回は無理だけど、ぜひ次回は乗ってみようと思う。
朝ごはんを食べていないので、昼は豪華にお寿司って思ってて、調べてみたら良さそうなお寿司屋さんを発見。
トラム、路面電車でいけると知って、早速富山駅まで戻って乗る。
ところが、乗り間違えて運転手さんに聞いて、無事到着。
店構えからして高級。
でもランチなら3,000円くらい、と書いていたので、安心して店内へ。
キリッとしたおかみさんが出てきて、予約を聞かれたが、予約はしてない。
人気店みたいだから、だめかなーと心配したが、
「どうぞ」と言われて、12時前にきてよかったと痛感。
カウンター席に座ると、職人さんの握っている様子が見え、ほのかに香る白木の匂い。
木の香に包まれながら、メニューから8品を注文したが、後からやっぱり10品にすればよかったと思った。
(10品にはノドグロが入っていたので、別注文にした)
カウンターはほぼ埋まっていて、テーブル、個室もいっぱい。
やっぱり人気店らしい。
のれんの横には「目黒 柿の木坂」と書いていて、以前私が住んでいた場所の近くではないか?と思い、東京の支店か・・・と思ったのだが、実際には「以前柿の木坂でやっていた」らしい。
(30年ほど前に)今は、富山だけという。
富山では美味しい魚が取れるからだろうな、と思う。
お醤油さしもおしゃれ。
そう思ったら、期待値が上がる。
他の人たちに向けて握っている握りを見ていても、おいしそー。
そう言えば、こんな本格的なお寿司屋さんは久しぶりかも、と思って、旅の醍醐味を感じる。
旅に出たら、ちょっと贅沢なものを食べたい、という気持ちに逆らうことはできなくなるから。
そして、それを自分に許すから。
そして、お寿司到着。
もう、絶品。
ごめん、回転寿司なんて、お寿司じゃないわ、というレベル。
回転寿司にはもう行けない、と思うレベル。
またまたお店探しが当たった。
自慢だけど(自慢じゃないけど、ではない)客室乗務員時代から先輩方に名店に連れて行っていただき、自分でもお店を開拓してきた経験が今も生きているので、何も調べなくても、また調べても「このお店は良いに違いない」という嗅覚が働く。
だからお店に外れないのだ。家族にも絶大の信頼を置かれている。(方向音痴は、絶大の不信感をもたれている)
いやー、今思い出しても何度でも食べたくなるレベル。
そして、私は「ガリ」が好きなので、その味にもうるさいけど、ガリも美味しい。
隣のカップルは、コースを食べていないのか、次々に自分たちが食べたいものを注文している。
値段表もちゃんと見えやすい場所にあるのも、ありがたい。
それにしてノドグロ四百円は安いだろう、と思って、コースでいただいて今までで一番美味しかった「アナゴ」を再注文。
アナゴってこんなに美味しかった?
周りの人たちも、満足そう。
いいなーこうしてみんなが幸せそうな顔をしているのをみるのは。
やっぱり富山、いいよ。絶対に。
そう言えば、こんな本格的なお寿司屋さんは久しぶりかも、と思って、旅の醍醐味を感じる。
旅に出たら、ちょっと贅沢なものを食べたい、という気持ちに逆らうことはできなくなるから。
そして、それを自分に許すから。
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ノドグロ
隣のカップルは、コースを食べていないのか、次々に自分たちが食べたいものを注文している。
値段表もちゃんと見えやすい場所にあるのも、ありがたい。
それにしてノドグロ四百円は安いだろう、と思って、コースでいただいて今までで一番美味しかった「アナゴ」
お会計を済ませ、富山城へ向かう。
実はこのお寿司屋さんの目と鼻の先にあったので、歩いて到着。
これ、いい!!
私の地元にもお城があるが、これ作った方がいいよ、と思った。
中に入り、富山城の歴史を知るために三百円くらい払う。
その土地の歴史を知ることは、県民性などにも通じるので、お金を払って入る。
するとわかったのは富山城は、加賀藩前田氏の支藩だったということを知る。
前田氏の子孫が、このお城に別宅?として与えられた感じ。
ということは、加賀藩の人の方が威張っていたんだろうな、と思って、帰ってから調べてみるとやはり石川の人は富山を少し下に見ている、とか富山の人は石川を上に見ているという記事を見つけた。
江戸時代のことだよーって思うけど、日本は案外江戸時代をまだ引きずっていると感じることが、各地に旅行に行くと感じる。
やっぱり影響力半端ない、徳川家康。
家康像の前で、ずーっとにらめっこしていたのを思い出す。(ただの変な人だよね)
富山藩は支藩なので、お城自体はあまり大きくなく、一応天守閣まで上がったけど、地元のお城の方が大きかった・・・
そこを出て、お抹茶が飲めるという建物に入る。
五百円でお茶菓子もいただける。
お茶菓子美味しかった。菊の花をモチーフにしていて、秋を先取り。
季節のお菓子、というのがやっぱり日本だよな。
ここで、お茶を入れてくださった方と少しお話ができた。
これが、県民性を知るもう一つの手がかりとなった。
「ご旅行ですか」
「はい」
「お一人でですか」
「はい」
「へー、すごい」(ここはかなり声が小さく、本気で感心してくださっているようだった)
「富山っていいですね、たくさんみるところがあって」
「え、そうですか」(ちょっと意外そう)
「ええ、駅前もすごくきれいに整備されているし、電車もあるし」
「まあ、確かに新幹線が通ってからきれいになりましたね」
「ですよね」
「ちょっと岩瀬まで行ってみようかと思っていますが」
「岩瀬ですか」
「港街なんですよね?」
「はい。。。日本酒はお好きですか」
「いえ、あまり飲まないんですけど。日本酒が有名なのですか」
「はい、私も飲まないからあまりわからないんですけど、日本酒好きな方には良いと思います」
このあたりで、岩瀬への興味がなくなってきた・・・
「ガラス美術館には行かれましたか」
「いいえまだ」
「ここから近いし、いいですよ」
と言われ、予定変更でガラス美術館に行くことにした。
これらのやり取りで、この50代くらいの女性は、とても優しい方で、雰囲気も優しく、多分一人旅などしたことがない方なんだろうな、でも決して一人旅を悪く思っているのではなく、私も一人旅憧れるけどなかなか難しいんだよね、という気持ちが見えてきた。
もしかすると、富山の女性は芯はしっかりしているけど、(お寿司屋のおかみさんはすごく美しくて、仕事ができて、テキパキって感じだったので)少し控えめなのかな、と思った。
県民性については、このようなサイトもあった。
富山市ガラス美術館
https://toyama-glass-art-museum.jp/
https://toyama-glass-art-museum.jp/about/architecture/
ガラス美術館は、あの建築家の隈 研吾氏が設計されたそうで、図書館と一緒になっていて、この図書館なら毎日来る!!と思うほど素敵だった。
常設展を見るために必要なのは、200円。
撮影はできるけど、SNSなどに掲載はできない、ということで写真は撮ったけど、掲載できないので、公式ホームページをご覧いただきたい。
作品を見ていて感じたことは、このブログに書いた。
作品から感じる情熱が、「表現したい」という気持ちに火をつけてくれた。
誰でも表現したいことを、持って生まれてきている、と思った。
https://note.com/uenohiromi03/n/nf0000901043b
そろそろ次の旅先への移動時間だ。
路面電車に乗って、ホテルへ戻る。駅近のホテルにしていてよかった。
ホテル内にも、ガラス作品が多く展示してあった。
富山って芸術に力を入れている、またはアーテイストが集まる土壌があるのだろうな・・・
駅でいくつかお土産を買って、次の目的地へ新幹線で移動。
富山は、思った以上に素敵な街!!
私は大好きになったな。
実は、富山に行ってみようと思ったきっかけは卒業生。卒業生のおばあさまが、富山出身らしく、富山大好きと、横浜育ちの彼女が言っていたので印象に残っていたのだ。
そして、卒業生が言う通り、富山を私も大好きになった!!ぜひ訪れて欲しい街。
またワクワク、ドキドキ。
旅って、ブラインドデートみたい。(古い・・・今はマッチングアプリか・・・)
さて明日はどこか、お楽しみに!(ヒントは下記の写真)
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