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人生の卒業式と新たなスタート
昨日、別アカウントのnoteやインスタなどを久しぶりに更新した。
内容は、今後の生き方のようなものについてだ。
この「別アカ」(別垢)では、世界一周旅に出る前の準備から、世界一周中の記録などを書いている。
私にとっては、このアカウントは日々の気づきエッセイ。
もう一つのアカウントには、何か特別なことに挑戦中の際に書く、という使い分けができているらしい。
さらにその内容を、インターネットラジオである「スタンドFM」でも話した。内容は別垢noteと同じなのだが、喋っていると文字にはしていない言葉が出てくることがある。そのふと出てきた言葉に、私自身が驚いたのでその言葉を紹介しようと思う。
「今後の人生は、旅をしながら書く、というものに、大きくシフトチェンジしていきたいと思っています。というか、もうそれしかできないことに気づきました。だから、そんな生き方ができるとかできないとかではなく、そうするためにはどうしたらいいか、を考えてその生き方にするんです」と。
これは、noteの文字にはなっていないものだ。
それなのにnoteに書いた内容をスタンドFM用に収録した際、ふと出てきたものだった。
収録後も、自分で言ったこの言葉が自分の胸に刺さり、昨日まで推敲を重ねてきた4000文字ほどの短編小説を一気に仕上げ、アップしたら、涙が出た。
今まで小説を書いて応募したことは何度かあるが、その際涙までは出ることはなかったので驚いた。
この涙の理由は、新しい生き方をする自分への愛おしさも多少はあるだろうが、もう引き返せないことへの惜別の念だったのかもしれない。
今までの生き方とは、180度違った生き方をしようとしている。いや、それしかもうできなくなってしまっている。30年以上も続けてきた前の生き方を捨て、未経験の生き方に足を踏み入れている。この数ヶ月間、その生き方へ転向することに不安もあり、元に戻ろうとしたこともあったが、そうすればするほど戻れないことを確認するだけだった。
そして今、もう戻ることはできない地点まで来ていることを、心のどこかでわかっていて、卒業式に流す涙と同じようなものだったのかもしれない。
卒業式では、友達や学校と別れるのは辛い。でも、もう明日からはこの学校に来ることはできない。一方で、卒業後の人生にも希望がたくさんある。卒業式とは、そんな寂しさと希望が入り混じる儀式だ。
人生の卒業式と新たなスタート。
note→スタンドFM⇨小説を公募に出す
この一連の流れが、私の人生の卒業式であり、新たなスタートだったらしい。
こんな感覚を味わっている人は、案外多いのかもしれません。もしよかったら、あなたの卒業式の様子を教えてください。
昨日アップした小説はこちらです。もしよろしければ、ご覧ください。
小説を書いている方は、テーマ「冬」で、1000文字から8000文字で公募受付中のようです。
11月29日締め切りです。
別垢のnoteやスタンドFMについては、またいつかご紹介しますね。
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