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5泊6日車での九州旅 3日目 この旅最長のロングドライブ日 パワースポットで「祈り」の意味に気づく


この旅で最も長距離を運転するであろう今日は、9時出発とした。
鹿児島から熊本・阿蘇へ。

朝ごはんは、前日に購入していたパンを半分づつだけ食べた。
今日のメインスポットは、「天岩戸神社」。
宮崎県高千穂地方にある、天照大神が隠れ、出てきたと言う神社だ。

その途中、鹿児島中央駅に立ち寄った。


立派な駅です


家族が一度も行ったことがないというので行ったのだが、この駅駐車場がすごい。
駐車券は必要なし。

ナンバーを読み取られているので、(写真が撮られている)出庫の際には4けたの車のナンバーを入力するだけ。
「これですか」と撮った車の写真が提示される。
同じナンバーの車がいたら、次々に候補の写真を映し出すようだ。
すごい技術の進歩!!


このすぐ横に駐車場がある

店舗で商品を買った際には、バーコード付きの駐車補助券が渡される。
今までこんな駐車場に出会ったことがないのだけど、これは今や普通ですか?
と思ったけど、他の県ではこのような最新式の駐車場は見なかった。
私たちは、駅を外側から見た後、スタバの都道府県スタンプ欲しさにスターバックスへ。テイクアウトして、再び天岩戸神社を目指す。

今日は、事前に確認して高速で途中まで行き、その後は下道を通って到着することがわかっていた。
ただ、あまり無理をせずに休憩を多めに取ろうと思っていた。

早速桜島インターに立ち寄るが、あまり良い食事がないのでパスしてさらに次の
サービスエリアで再び止まる。

桜島はあまり大きくはないサービスエリアエリアでした

「山江サービスエリア」
ここは、熊本ラーメン、丼物、定食ものと、なかなか品揃えがいい。
朝食と昼食を兼ねて、ここで食事をすることにした。


お手洗いにさりげなく飾られている花 


私はアジフライ定食、家族はとり天定食。
このボリュームで、980円。
安い。多い。これが地方の「普通」だ。


これで980円!美味しかった

すっかり満足して、さらに天岩戸神社を目指す。

車内では懐かしい80年台の音楽を聴きながら、少し話をしながらだったからか、
眠くもならず、案外元気だった。
何より天気が良くて、暖かい。

この天岩戸神社は、以前から話には聞いたことがあった。
しかし、なんとなく気が進まず、今まで一度も行ったことがなかったが、今回の旅で「行ってみようかな」と思って決めた。
鹿児島から熊本に行くのが、最も時間がかかるのはわかっていた。
しかし調べてみれば、今日の宿泊場所である阿蘇と天岩戸神社は近いことがわかった。
ちなみに天岩戸神社は、宮崎県なので、この辺り(高千穂)は県境になるようだ。

ある人から聞いたのだが、神社は、パワースポットと呼ばれるが、実は、どこでも行けばいいものではないらしい。
自分が参拝して「気持ちがいいな」と思った神社や、行きたいなと思ったところ以外はむやみやたらと行かない方がいい、と聞いた。
だが、今日はなんとなくいい感じがしている。


道の駅 清和文楽

途中、「清和文楽」という道の駅にも立ち寄った。
特に買ったものはないが、高千穂地区に入ったことは間違いなく、なんとなく霊験あらたかな気がするのは、気のせいだろうか。
周辺の地図が書かれている看板を見ると、あたりは神社だらけ。

さらに進むと、「道の駅 高千穂」があったので、ここでも車を止めてみた。


道の駅 高千穂
高千穂についての説明が書いてある 天照大神様がお隠れになって、
出てきた経緯が神楽となっているようだ

事前に想像していた天岩戸神社は、高い山のてっぺんにある神社、だと思っていたのだが、どこまで行っても民家がある。
この周辺には結構人が住んでいるらしいことがわかる。


神社到着。
西本宮と東本宮がそれぞれ少し離れたところにあるのがわかった。
近かった東本宮に先にお参りをする。


後ろの人形は、神楽を示しているようだ
参道

かなりの段数の階段を登り切ると、そこにはとてもシンプルなお社がある。
お社の奥には、鏡が備えてあるお社がある。
とても厳かな気分になる。森の中に神社があるという感じだ。

神社といえば、二礼二拍手一礼、というように、「祈る」瞬間がある。
信仰心があまりない私は、祈るということを普段はあまりしていない。
だからこそ、この祈る瞬間というのは、特別で、謙虚になれる瞬間だ。
なにしろ見えない存在に、頭を下げるのだから。
祈りっていいな、と思いながら祈った。
ありがとうを伝えた。
ここにお参りに来れたこと。
こんなに天気が良かったこと。
旅が安全にできていること。
全てに感謝した。

その後西本宮に車で移動。
境内へ向かう途中で、川が見えた。
かなりの高さの場所に神社があるのがわかる。


西本宮の方が大きく、お札などもある
西本宮の人形
川が流れている

白地に金色の菊の御門が目立つ幕がある中、お社へ礼をして入る。
ここもやはり厳かな気持ちになる。
そして、祈る。
祈る瞬間っていいな、と思う。
自分を全て大きな力に委ね、力を借りてこれからも生きていく。
人生の最後まで、歩き続けられるように。

今までとはなんだか違う神社参拝ができた気がした。


天照皇大神様が祀られている
立派な御神木
この御神木にしばらく抱きついていた笑

その後、多くの人が「天孫降臨の地」に向かって坂を下っていったが、私たちは
そこまではいいか、と言って、帰りに「尾長鶏」たちが、人前に出てきているのを
見ながら、おみくじを引いて、お守りなどは買わずに帰った。
ちなみに、おみくじは「吉」だった。


神社で飼われている鶏たち 人前に出てきていた

ここから阿蘇まで約1時間。

マリオットボンボイカードを、世界一周の旅の際に作っているのだが、そのポイントで無料で宿泊できる、フェアフィールドバイマリオット阿蘇へ向かう。
山道、急カーブの道も、私は全く苦にならない。
こんなに車の運転が好きだったかな、と自分でも驚くほどだった。

ナビには住所を入力していたが、到着した場所にはホテルはない。そこで電話をして教えてもらったら、なんとそこは阿蘇駅のすぐ近く。

JR豊肥本線の阿蘇駅。
後から知ったが、あの「ななつ星」も停車するらしい・・・


シンプルな駅舎


ホテルの部屋から見た景色

本数は少ないが、阿蘇山に一番近い駅だと思う。

今晩の宿、フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇到着。



阿蘇駅の目の前
横から見たホテル


ホテルの駐車場は、広く、平日だからなのかたくさん空いている。
駐車料金はかからないので、ありがたい。

チェックイン時に、周辺の飲食店の案内をもらい、早速一つめぼしいところを見つけて、天気もいいので、周辺を散歩しようということになった。
駅、道の駅にも立ち寄った。



18時近くだったため、道の駅のお弁当類は全て売り切れ。
目星をつけていた居酒屋へ向かうが、なぜかマップ通りに行っても、民家があるだけ。
「電話してみようか」と家族は行ったが、なんとなくあまり気が進まず、最終的に
車で近くのスーパーで買い物をして、ホテルのキッチンを利用して、味噌汁などを
飲んで夕食にしよう、ということになった。

このホテルは、お茶、コーヒー、味噌汁が24時間いつでも無料で飲める。
さらに、キッチンにはオーブンと電子レンジがある。
くつろげるソファもあるし、食事ができるテーブルもある。


この写真は、淡路島福良のフェアフィールドのもの 
阿蘇の写真を撮り忘れたので、作りはほぼ同じだった写真を代わりに載せています
リビングも淡路島のフェアフィールドとほぼ同じ

外国人の人たちの姿もちらほらと見かけた。
鹿児島でもたくさんの欧米からの観光客を見かけたが、阿蘇でも見かけるのだから、世界中で旅行熱が活発なのだとわかる。


ワンピースのウソップの銅像が阿蘇駅前にあった
作者が熊本出身らしい

明日は、阿蘇周辺を観光し、その後熊本市内に向かうだけなので、この旅行中最も楽な1日だ。
少し旅の疲れをとって、最後まで楽しく旅ができるようにしよう。

今日宿泊したホテルは、
フェアフィールドバイマリオットホテル阿蘇

お部屋はこんな感じだった。
バスタブはなく、シャワーのみです。

ツイン 洗面所などと区切ることができます

明日も快晴の予報。自然と都会を両方味わいたい。


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