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場所が変わると、気分が変わる
5月下旬に、地方都市である地元に戻りました。
3年8ヶ月ぶりの地元在住者です。
まだ、5日ほどしか経っていないのだが、私自身が感じることが全然違ってきたので、今日はそれについて書きたいと思います。
転居して、私が変化したこと
①焦りがなくなった→東京にいる時には、常に何かに追いかけられている感じがしていました。もちろんこれは私自身が感じていたことで、すべての人に言えることではないと思います。おそらくその理由は、人の多さ。人が発するエネルギーが多いので、そのエネルギーで常に何かに追われている感じがしたのだと思います。
②気が充実している→エネルギーが湧いてくると言うのか、焦ってはないけど、やりたいことをやりたいエネルギーは沸々と湧いてきます。引っ越しなどもあり、仕事以外での時間を取られているのですが、それでも仕事は淡々とこなしていきたい気持ちです。焦らず、でも着実にという感じです。
③物価に対してのカルチャーショック→光熱費は東京の方が安いのはわかっていたのですが、食費について、また日用品について、この3年8ヶ月で自分の「当たり前価格」が上がっていたことにショックを受けました。先ほども、市場で買い物をしたら、ミニトマト40個くらいで200円って驚きしかないし、唐揚げ定食(それもとても大きな唐揚げが三つ、小鉢二つ、お味噌汁、ご飯)で550円は言葉を無くしました。以前はそれが当たり前だったはずなのですが、すっかり東京の物価に慣れてしまっていました。地に足つけて生きていけそうです。
④人との会話が増えた→これは、お店に行くことが増えたというのもあると思いますが、スタバに行っても、スタッフの方がさりげなく会話するんです。決して嫌な感じではない。先日は両親のワクチン接種に付き添って行きましたが、看護師さん、スタッフの方、お医者さん達も気軽に話します。確かに地方ってそうだな、と思い出しましたが、なかなか新鮮です。別に嫌な感じはしないです。距離感がちょうどいいです。
⑤自然が身近にある→これは言うまでもないですね。
私が地方在住で気をつけている点
ただ、一つだけ私は気を付けているのは、「地方に染まりすぎないこと」です。
東京の良さは、信頼を積み重ねていれば、人脈ができていなくても仕事につながる、ネットの力が大きい、という特徴があります。これは、ネットで仕事をすることが増えている私にとっては、とてもありがたいです。
地方は人脈で仕事をします。以前の人脈はありがたいことに生きているので、それらを復活させていきたいと思いますが、一方で地方のやり方、あり方に染まりすぎず、東京でもない、地方都市でもない、どちらのメリットも享受しながら、地方には珍しい働き方をこれからもしようと思っています。
最後に
気分がいいです。
毎日好きな場所を散歩して、且つ西に住んでいるので、東京よりも日の暮れるのが1時間ほど遅く、日が登るのは1時間ほど遅い、というのも、朝が苦手な私にとってはありがたいです。
離れてみてわかった地元の良さ。
これからも、私は私自身をしっかりと持ち続け、自分の心地よい生活と働き方を続けていこうと思っています。
地元がすごく田舎だったら、私は無理だったかもしれませんが、
地元が政令指定都市くらいで、本当に良かったです。
これからも、頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
上野 博美
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