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太陽が大好き


1週間の避寒地への旅が終わって数日が経った。
1週間の間には、小雨も降ったが、半分以上は晴れで太陽が見えた。
夏の太陽とは違うが、それでも南の島らしい日差しで、日焼けしてもいいからもっと太陽を浴びたいとさえ思った。
どうやら、太陽の光がないと私は元気が出ないらしい。

夏生まれだからなのかもしれない。暑い時を狙って生まれてきているのだから、太陽が好きなのは考えてみればあたり前だ。
私だけではなく、おおよそその人が生まれた季節が好きだ、という人が多い気がする。
冬生まれの人は冬が好き、または嫌いではない。
春生まれの人も同じだ。

私が太陽が好き、すなわち晴れていて、太陽の光を浴びるとエネルギーチャージのように感じることに気づいたのは、ここ最近だ。
今まで気づいていなかったのは、忙しすぎたから。
時間ができ、心に余裕ができ、寒さを避ける旅にまで出かけられるようになったのは、自分を大事にしようと思ったから。
仕事を手放すという大きな決断をすると、次から次へと知らなかった自分に気づき、新しい挑戦ができた。

自分を大事にしようと思い、避寒地への旅に出かけたり、
死ぬまでにやりたいことリストのトップにあった、世界一周ファーストクラスの旅に出たり、長年の夢だった作家を目指してみたり・・・
今まで固く閉じていた扉が、バーンと開いた感じだ。

今朝も起き抜けにカーテンを開けると、2月にしては眩しい太陽の光が差してきた。
ああ、今日はどこかに出かけようか、と思った。
天気と食べることだけ考えていた、あの避寒地での旅と同じだと思った。

人は、色々と考えすぎなのかもしれない。
天気と食べることさえなんとかなったら、あとはなんとかなる、と思って、流れに任せていいのかもしれない。
色々と考えすぎるから、不安も悩みもやってくる。
でも、天気が良くて、太陽を浴びて、美味しいご飯を食べていたら、それ以外のことは小さなことなのかもしれない。

なんとかなる。
大丈夫。

太陽があれば、私は少なくともそう思える気がする。すなわち、太陽が出る日が多い場所に住めばいい。それに気づいたので、最近宝くじを買った。家を買うための資金にしようと思って。。。

人生一度きり。悩みながら生きるのも、一つの生き方。
でも、笑いながら生きるのも、太陽を浴びたらそれだけで幸せだと思って生きるのも、一つの生き方。
自分でいつだって選べる。

今朝の太陽を見ているだけで、本来ネガテイブな私が、こんなにポジテイブなことを考えられたのだから、私にとって太陽の存在はすごい。

ちなみに、私は自他ともに認める晴れ女だ。


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Hiromi.U
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