旅に出る理由
先日は、与那国島に行き、その旅のことについて書いたばかりだ。
結構多くの方に読んでいただいていて、旅記事は人気なんだな、とコロナ終息を感じる瞬間だ。
https://note.com/uenohiromi03/n/n7d7787dcfd11
⇧
上記が面白かったら、その先3、4と続きますのでご覧ください。
ここしばらくは旅はお休みにして、書くことや自分の肉体を鍛えることに専念しようと思っているが、それでも旅は好きだ。
なぜこんなに旅が好きなのか、について、改めて考えてみた。
1つは、自由であることを感じたいからだ。
これは、最近はあまりなくなったのだが、以前は忙しい仕事、家族への時間など、本当に時間が足りなかった。つまり自分の時間が自分以外のことに使う必要があったので、苦しかった。
それは「自分が不自由であること」を思い知らされていたからだ。
私の幸せには、自由は絶対に欠かせない、ということを、ここ数年で痛感している。
昔から、強制、命令が大嫌いだったな、と思い返すと納得する。
それを忘れて、仕事やそれ以外のどうでもいいことも含めて、自分の時間を使ってしまい、自由がなくなっていたのだ。ところが、旅に出ると一気に自分だけの時間になる。
そして、旅の細かいスケジュールは決めないし、一人旅だから自分の気分と思いつきだけでどこにでも行ける、と言うのが、「私は自由なんだ」と言うのを教えてくれていたのだ。
「自分が自由であることを、自分に証明する」ために昨年は旅をしていた気がする。
2つ目は、終の住処探しだ。
心からリラックスでき、心から満足行く土地に住みたい、といつしか思うようになった。
都会に住んでいても、そこが終の住処とは私には思えなかった。
だから、結局地元に戻った。しかし、本当にここでいいのか、と言う思いはどこかにあり、どうせなら世界中から、自分の終の住処を探してやろうと思い、海外旅行をし、世界一周にも行った。
結果的に分かったのは、「理想の国もないし、理想の都市もない」と言うことだ。
満足のいく終の住処を見つけるためには、まず自分が何を住処に求めているのかを知る必要がある。私の場合それも曖昧だったのだが、いろんな場所に旅で訪れることによって、いくつか分かってきた。
コンパクトシテイ
田舎すぎず、都会すぎず
海が近くにある(山より海派)
物価が高くない
まあ、勝手な要望だが、それらを満たす国や都市を探してきたが、結局全てを満たす都市はほとんどないし、移住はその国で一番守ってもらえる存在ではない、と言うことを実感したことから今の所保留となっている。
ただ、これだけのことを実感したことで、旅の目的が変化した。
3つ目の理由は、好奇心だ。
知らない場所に行ってみたい、知らない場所を訪れずに死ぬのは嫌だ、という気持ちだ。
今は、この3つ目しか私を旅に駆り立てる理由がなくなってしまった。だからしばらく旅はお預けでいい、と思っているのだ、とこれを書いていて分かった。
好奇心が発動するきっかけは、ネットで誰かがその場所に旅しているのを見たとか、そこに知り合いがいるとか、大好きな小説や映画のロケ地などだ。
世界遺産や文化遺産には、実はあまり興味がない。多分人が多いだろうと思うからだ。
今はこの好奇心が発動していないので、旅に行きたいと思っていないらしい。
なんとなく、ぼんやりと思っていることを、こうして書き出してみると、そこには自分が納得できる理由がある。
書くことはそれほど整理してくれ、納得させてくれるものらしい。
旅に行く機会は減ると思うが、書くことは日常から消えることはないだろう。
以前、noteを書く理由についても書いているので、良かったらご覧くださいね。
https://note.com/uenohiromi03/n/n076c2752aef8?sub_rt=share_b
最後に
たまたま私は「書くこと」で脳内と、心の中の整理をしているが、「おしゃべり」することで整理される人もいると思う。それはそれで良い方法だな、と思う。
おしゃべり会もそのうち、開催したいと思っているが、どんな方法がいいのか、については皆さんに教えていただきたいです。
「こんなおしゃべり会があったらいいな」と言うのをコメント欄に書いて
いただけたら、嬉しいです。
そもそも、求めている人がどのくらいいるのかはわからないのだけど笑