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居場所を変えればいい


もし、今イライラするなら、
もし、今最悪の気分なら、
もし、今幸せじゃないなら、
もし、今毎日が苦しいなら、
もし、今嫌な人に囲まれているなら、

居場所を変えればいい。

これは、たとえば
SNS
コミュニテイ
友人グループ
パートナー
職場
家族

などだ。

そんなに簡単じゃない、と言う人もいるだろう。

だったら、1日のうち30分でもその居場所から離れたらいい。

私自身が実際に居場所を変えてきて、今が心地良いからだ。

イライラしたり、幸せじゃないことに対して、
私たちはほとんど何も悪くない。

もし、何か原因があるとすれば、
それは「変化したこと」だ。

最初はその人たちと同じ考え、波長でいたのだが、
だんだんと自分自身が変化し、
やがて「居心地が悪くなる」

それは、誰も悪くないのだ。

相手が変化することもある。
そのグループが変化することもある。

結局は、「変化」によって居心地が悪くなったり、
良くなることもある。

一番避けたいのは、我慢すること。

居場所を変えるのには、行動が必要なので、
エネルギーも、時にはお金も、勇気も必要になる。
しかし、その先に
「我慢がなくなり、居心地の良い毎日」
があるのだとすれば、やる価値はあるだろう。


2020年のパンデミックで、
自分自身の心がギリギリのところにいることを
ある時ようやく自覚した。

ただ、何をどこから手をつけたらいいのか
わからないほど、
長い間自分の心と向き合っていなかった。

一般的に言われている、断捨離、
つまり必要ないものを手放すことから始めた。
やがて、何が必要で何が必要でないのか、
が少しづつわかってきた。

そして、旅に出た。
行ったことがない場所へ、次々と旅に行った。
瞬時に「居場所を変える」ことを、続けた。

旅に出ることで、違う世界があり、
多くの居場所があることを知った。
「どこでも生きていけるかもしれない」
と思った。


それが引っ越しにもつながった。
お別れをした人たちもたくさんいた。
最後は、仕事を見直した。
そして、キリのいいところで一つ一つ「卒業」した。

不安がなかった、と言えば嘘になるが、
今までの手放しによって心が少しづつ元気に
なっていたのを感じていたので、不安ながらも
手放しを続けた。

その過程で、自分が本当に望む居場所を
確認できた気がする。

あのタイミングで居場所を変えるために
行動しなければ、きっと私の心はちぎれて
しまっただろう。

既にその兆候も出ていたのだから。
全くの健康体である私が、
体の不調が至る所に出ていたし、様子がおかしいと
家族は知っていたのだから。

最初から答えがわかっているテストはない。
答えを探して、今まで学んだことを活かし、
考え、答えを出すのがテストだ。

テストと生き方で違うのは、
「明確な時間制限がないこと」と
「答えが一つではないこと」だ。

あるとすれば、
「心がちぎれる前までに」という時間制限
と、
「心が軽くなる答え」が正解だという、
自分に聞いてみる答えの出し方が、
学校のテストとは違うところだ。

できることから少しづつでいい。

居場所を変える。

あなたの心が軽くなる方に行けば大丈夫。

自分の心がちぎれてしまう前に。


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