一日一褒め
最近、自分のことを自分で褒めています。
褒められて育つ、という人がいますが、私は時代的に
「怒られて育って」きました。
両親からも褒められた記憶はほとんどありません。
お姉ちゃんだから、と言われたことはありますが
(妹がいます)それで面倒を見ても、「あなたは偉い」「あなたはお姉ちゃんとして、
ちゃんとやっている」なんて誰も言ってくれませんでした。
だから、それは当たり前だと思っていましたね。。。
でも、あまり褒められず、さらに自分で全てのことを
当たり前だと思い、さらに「もっとできるはず」と自分のプレッシャーをかける真面目ちゃんは、自己肯定感が下がるばかりだと気づきました。
そして、他人から褒められてもそれを素直に
受け取れなくなっていたのです。
(最近それに気づいた)
・きっとお世辞で言っている。
・皮肉で言っている。(つまり、逆のことを言っている)
・何か魂胆があって言っている。
こんな風に、人からの褒め言葉を受け取っていたのです。
はー、最悪。。。
それに気づいたのは、回想録を書いたこと、
さらに私が元々好きで自動的にやってしまう、
「人間観察」をさらに深くやるようになっているからです。
人間観察をなぜ深くやるようになったのか、は原因は不明ですが、
「自分には見えることがたくさんある」と、自分の力を信じるようになったのが大きいかもしれません。
そうすると、自分のこともよくわかるようになりました。
人生50年以上生きてきても、自分のことがわかっているようでわかっていないんですよね。。。
でも新たな発見をすると、そこからまた新しい人生が
始まる気がしているので、発見できずに人生終わるより、ずっといいです。
そんな最近の私は、「一日に一回は自分を褒める」
ということを決めているわけではありませんが、結果的にやっています。
「あなたはすごいよ」
「なかなかできることじゃない」
「誰でもできるわけじゃない」
「あなたは十分やってるよ」
「これはあなたの才能だよ」
と、自分に言うのです。声に出して。
だって、誰がそんな毎日褒めてくれます?
誰も褒めてくれないけど、きっとほとんどの人はすごく真面目に、すごく一生懸命に、すごく頑張っている(最近この言葉も好きでは
ありませんが)と思うんですよね。
だったら、自分で褒めていいじゃないですか。
誰にも迷惑かけないし、自分の家で自分に褒めるのは誰からも文句言われないし、誰も反対意見は出せないし・・・
多分ですが、自分を褒めることができるようになったら、周りの人のことももっと褒めてあげられるようになるんじゃないか、という予感があります。
良いところに目をむける。
素直に受け取る。
これって人生がうまく行くのに、すごく大事なことだと最近思っています。