本物は浮く
浮くって悪い意味に捉えられているけど、
沈まない、つまり水にちゃんと浮くことができていると言う点では良いこと。
本物は沈まない
もちろんマナー違反、法律違反、モラル違反で浮くのは
悪い浮き方。
悪目立ちと言う言葉があるが、これと似ている。
ただ周りの人たちがあなたを理解できないからと言って、あなたがおかしいわけではないかもしれない。
それは、周りの人があなたについてこれないだけかもしれない。
だとしたら、解決策はただ一つ。
自分を理解してくれる人
同じ価値観や似た考え方を持つ人
自然と分かり合える人がいる場所に行くこと。
そのための発信であり、
自分の思っていることをしっかり言うことであり、
間違っても人に合わせて自分の意見を言わなかったり
曲げたりすることではない。
これを続けていると、いつまで経っても、あなたの周りにはあなたを理解しない人ばかりになってしまう。
ある意味、周りの人が自分の態度、発言が引き寄せたものなのだから。
確かに今まではっきり言わなかったことを言うようになると、今までの友人(本物の友人ではないと思うが)や知り合いは去っていく。
それが怖い、と言う人もいるが、その人たちが去って初めてあなたと本当に似ている人たちが集まってくる。
私はこれを何度も経験している
小学校4年生でクラス全員の女子から無視されたいじめを
経験して以来、このままの自分を本当に理解してくれる人だけ、数は少なくても周りにいてくれればいい、と悟り、自分の思ったことははっきり言うようになったからだ。
中学の時も、いじめにあうかもしれない、と言う危機的場面もあったが、自分を曲げず、思ったことはハッキリ言い、ボスに媚びず、既に経験済みのクラス全員から無視されても私は大丈夫、と言う自信があったから、ボスは最終的に私をハブるのではなく、味方につける決断をした。
客室乗務員時代に、私から情報を聞き出そうとした
ベテラン客室乗務員の人に、知っている情報を、名演技(?)ですっとぼけた結果、二度と私から情報を聞き出そうとはしなくなった。
小学校4年生でのいじめは、今考えると壮絶だったと思うが、これを両親とたった一人の勇気あるクラスメイトと、男子生徒のおかげで乗り切ったことで、それ以降人間関係で悩むことがほぼなくなった。
人なんて、ころっと変わる。
だからこそ、自分をしっかり持ち、自分を理解してくれる人たちだけを大事にすればいい、と言うのが私がいじめから学んだ教訓だ。
もちろんいじめにあった人たちが、みんな私のように考え、行動できるとは思っていない。
でも、自分で自分を認めることができれば、自分に自信ができて、浮いていることを肯定的に受け取れるんじゃないかと思う。
浮いてることは、良いこと。
浮いてるのはあなたのせいではない。
浮いてる人が増えれば増えるほど、個性ある人たちが増え、世の中のイノベーションも進み、多様性を認める人たちが増えてくるのだから、良いことばかりだ。
私は浮いてていいし、変わってるね、と言われたら、それは自分らしく生きているという勲章、って思っている。
そんな人が増えるといいな、と思っている。
別に自分が本物、と思っているわけではないが、ある有名な人の発言を読んで、(批判されることも多い人なので)「本物だから、周りが理解できないこともあるし、批判されるんだな」と思ったから、このタイトルにした。
本物は、沈まない。