マイルドヤンキーの話をつまみにしながら飲んだ金沢・香林坊の夜
ある日の夕方。
北陸新幹線で富山から30分ほどの終点、金沢に到着。
多分「金沢駅」は初めて。
富山より人が多い感じだし、駅はバスターミナルが広い。
これは東口で、西口は目の前が広い。西口は小松空港へのバスなどが出ている。
翌日の1日バス乗車券を買いに行き、(1日600円。バスは一回200円)その後バスで宿泊先ホテルがある香林坊へ。
香林坊という名前が好きで、覚えていたので、ホテル予約の際に「香林坊近辺」で
探しました。
それが、あたり!!
なぜなら、隣がデパー十!
実は、富山にはデパートがないようで、(多分ない)さらにパチンコ屋さんも見なかったな、と思いました。
そして香林坊下車1分でホテル到着。
周りを見渡すと、目指すホテルがありました!!
KOKOホテルpremier金沢香林坊
何が良かったと言って、ホテル内が良い香りがするのと、ラウンジでワイン、日本酒、お茶が飲み放題!!
二日間ともに利用しました。
ワインも美味しかった・・・
フロント
荷物を置いて早速金沢の夜へ。
少し歩いて、「片町」というところが繁華街と知っていたので、そこまで行ったけど、そこはまさに「夜の街」。
引き返して、その途中で見つけた居酒屋に入る。
お客さんは、30代男性のグループが1組だけ・・・
「少ない、外れたか?」と思ったけど、気を取り直して注文。
金沢おでん、が気になり注文し、ブリの刺身も。
ただ、富山で食べたものよりは今ひとつだった。
(お店の格が違うので仕方がないけど)
それよりも気になったのは、この男性グループの話。
いやでも聞こえてくるので、色々と想像しながら聞いていた。
営業の仕事をしている同じ会社の人たちのようで、「先月はグループで300万、
俺は100万売り上げた」というような話が飛び交う。
そして、上司であるおじさんをデイする。
でもあなたたちも十分おじさん予備軍だと思うけど、と思いながら・・・
なぜなら、会話が仕事と女性の話だけ。
地元から離れたことがなく、地元でそのまま就職している人たちをマイルドヤンキーという、と知って久しい。
いろんな事情で地元を離れなかったのだろうけど、まだ全員独身らしい。
20代後半から30代。
確かに地元にいれば、みんなと一緒だし、自分だけ落ちこぼれてるという感じもしないし、親元にいるから何かと助けてもらえる。
多分男の子たちは、家を離れるな、と親御さんからも言われてきたのかもしれない。
そして、高校卒業後地元を離れる人はさっさと離れ、就職し、帰省で帰るのみ、となるのだろう。
どんな生き方がいい、なんて正解はないけど、どうしても話が偏ってしまうのは、地元にい続けている人たちの特徴だろう。
でも、そこはきっと居心地が良いから、離れることは考えていない。
良い奥さんを見つけて、家族を持つということに抵抗は一切覚えず、それが幸せだと心底思っている人たちなのだろう。
深い話は出てこない。でも現実的な話と、生活に密着した話は出てくる。地元で生きていくにはきっと必要だろう。
私は一度地元を離れ、色々と人生の転機があって地元にいるが、離れたからこそ見えてきたことがたくさんある。
人生と、人間に幅を持たせたかったら、「可愛い子には旅をさせよ」とばかりに、一度地元を離れた方がいいのではないか、と余計なお世話だけど思う。
きっとひとまわり大きく成長して、地元に戻れるんだけどなあ。
もちろん彼らのような人たちが、地方を支えていることは間違いない。
大学で教えている学生たちも、似たようなものだな、と人間観察としてはとても良い勉強となった。
さて、明日は初めての兼六園。
以前水戸の偕楽園には行ったが、果たして違いは?
と思いながら、眠りについた。
明日は最終回!
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