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アンチエイジングに欠かせないこと


アンチエイジングという言葉が聞かれ始めてかなり経つ。
おそらく、アンチエイジングの意味を知らない人はほとんどいないのではないだろうか。

アンチエイジングとは、老化予防とでもいうのだろうか。
おそらく見た目が年齢よりも若く見えることを、指すのだとろう。
たとえ本人の年齢が50歳でも、40歳に見えると、女性は特に嬉しい。
いや、男性だっておそらく若く見えたら嬉しいに違いない。実際に若く見えることを喜んでいる人を見たことがある。

美容技術は進化していて、おそらく芸能人の人たちは、人に見られる仕事であるゆえ、あらゆる美容法を実際にやっていると思う。ある意味、彼らは見た目が商売道具なので、仕方がないのだろう。
ただ、一般人であるほとんどの人は、美容にこだわる人、こだわらない人に大きくわかれる。周囲の知り合いを見ていると、気にはしているが、あまり美容にお金をかけているようには見えない。(知らないだけかもしれないが)
私は基礎化粧品だけはこだわっているが、あとはエステにも、プチ整形にもあまり興味がないし、サプリも飲まない。(飲めない、薬嫌い)

私の周りには、美容に手間暇をかけていないくても、若く見える人たちがいる。
その人たちと話をしていて、共通点があることに気がついた。

それは、好奇心旺盛であることと、健康であることだ。

ある還暦を迎えた女性は、個人事業主として仕事を続け、且つ旅が好きなので、月に一度は旅行に行く。さらに多くの友達がいて、いつもいろんな情報に触れている。数年前に食に関する資格も取って、油や砂糖などの調味料を厳選し、添加物の多い食べ物などは避けている。体の中がおそらく本当に健康なんだろうな、と思うのは、彼女と会った時だ。多少は年齢を重ねているのがわかるが、ほとんど若い頃と変わらない。
彼女の好奇心と健康が彼女を若く見せているのだと思う。

他にも何人も、実年齢より若く見える友人がいるが、「ああ、体の中が健康なんだな」といつも思う。聞いてみればやはり食べるものにこだわっている。
年齢を重ねると、多くのものは食べることができないので、「体に良いものを少しだけ」というのが、アンチエイジングにつながっているのではないかと思う。また、数人の人はジムに通って、定期的に運動することを習慣にしている。

もちろん美容にお金をかけたい人は、外側が若くなるだろう。しかし、内側からアンチエイジングもできるのだ。

私の場合、ほとんどの好奇心は旅に向いている。
知らない国で新しい環境にしばしの間、この身を置いてみる。
海外の場合は違う文化習慣に触れ、時にはトラブルにも遭遇するが、それを無事解決できた時、自分の能力を再発見する。刺激だらけの毎日だ。
旅に行かなくても、好きな小説を読むことで、全く知らないアマゾンの奥地についてや、昨日書いたタクシードライバーの講習についても、知識として知ることができる。

全てを体験することは、時間もお金も膨大にかかるのでできなくても、小説を読む、本を読むということで、知らない世界を知ることができる。
もちろん今は旅動画もあるのだが、それは美しい景色を見ることで満足してしまい、その国の歴史や、詳細な文化、歴史背景については出てこないので、物語の一部として書かれていることを知識として仕入れている気がする。

人の好奇心は、それぞれだ。
ただ、その好奇心をずっと抑え込んでいると、やがて好奇心がなくなってしまうのではないか、と思っている。自らの好奇心を大事にし、体のメンテナンスを心がけることで、実年齢よりも若く見える、すなわちアンチエイジングは成功するのではないか、と思っている。

もちろんアンチエイジングを望むか、望まないか、も、人それぞれだ。

ここまでアンチエイジングについて語っておいて、ちゃぶ台をひっくり返すような展開で申し訳ない。

そもそも日本は、人の年齢を聞きすぎるし、公開しすぎる。
これは海外に行くと、とてもよくわかる。
誰も年齢なんて気にしてはいないし、年齢を聞かれることはほとんどない。
パスポートさえ見せれば、入管だって、ホテルスタッフだって年齢を聞く必要がないからだ。
それなのに、日本は年齢を聞くし、芸能人は記事に書かれるとき、名前の後ろに必ず(  )で年齢が書かれている。あれはそのうち、プライバシーの侵害として認められるんじゃないかと思うくらいだ。

逆に言えば、年齢で自分の可能性を諦める必要はない。
「40歳だから」「50歳なんだから」とか「そろそろ落ち着きなさい」とか(母が私に言う言葉だが、完全に無視している)余計なお世話だと思っている。
それでも、気が弱い人はこれらの言葉に負けて、自らの好奇心を抑えているのだとしたら、なんとひどい人の人生への干渉だ、と思うのだ。

やりたいことは、何歳になってもやればいい。
それだけの体力と、脳力(頭がしっかりしていること)があるのであれば、なんだって若い時と同じようにできるのだから。
年齢のせいで諦めるなんて、これから先どのくらい健康で生きられるのかわからないのだから、若い頃より余計に今日の1日を無駄にはできないと思っている。

その好奇心を満たす際に起こる恐怖心は、徹底した準備で克服する。
「あー、面倒だな」と思うことがあっても、簡単な方法を見つけることは、今の時代スマホ一つで簡単にできる。
そうして、その先にある自分の好奇心を満たせるチャンスを逃さない。便利な時代に生まれたことを、十分に活用し、何歳になっても好奇心を満たすことができる自分でありたい。そのために、体力作りと食べるものへのこだわりを続けているのかもしれない。

好奇心と健康。この二つがあれば、年齢は聞かれても言う必要はないし、自分も忘れてていい。
私はそう思いながら、これからも好奇心を大事にして生きていこうと思っている。


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通りすがりのnoter Hiromi
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