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校正の悩みどころとは?
校正・校閲で
いちばんの悩みどころといえば、
なんでしょう?
私の場合は、
事実確認や差別的表現などの
疑問出しです。
誤った情報が伝わらないように…
どんな方が目にされても
不快でないように…
と踏ん張る日々。
とはいえ、
指摘には個人的見解の入る
余地もありますし、本当に難しい。
しかし基本は、あくまでも、その
「商品」価値を損なわないための、
エチケットの範囲内での作業だと
思うのです。
つまり、
もちろんのことですが、
たとえば、
✕✕食材の販売パンフに、
「✕✕はカラダに有害だ、
という意見もあります」
などという指摘は
まずありえないだろうということ。
でも、最近、巷では、
よく似た「校正そぶり」が
多く見られるようです。
「〜と誤解されるおそれがある」
「様々な意見があり、
すべてとはいえない」
心穏やかでないのは
私だけでしょうか。