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【お天気コラム】春は花粉の季節

こんにちは ウエノです。

毎週月曜日は【お天気コラム】

まずは先週の天気から振り返ってみましょう。

1.先週の天気〜春に三日の晴れなし〜

先週の福岡の天気は、晴れ、晴れ、曇り、雨、雨、晴れ、雨と、先週書いたコラムが、そのまま当てはまった一週間でした。気温は最高気温が17度、最低気温が6度と、平年よりも高い日が続きました。

2.今週の天気~引き続き周期的に変わる空模様~

今週も天気は周期的に変わります。福岡の週間天気は、火曜日は晴れるものの水曜日は雨、金曜日は晴れて週末は再び雨模様と、どちらかと言えば雲が優勢な模様の一週間になりそうです。日曜日に予定していた屋外作業が雨で来週に延期になったのに予報は雨。毎週末の雨は勘弁してほしいですね。

3.お天気コラム~花粉の季節~

今年も花粉のシーズンに突入。目のかゆみや鼻水、鼻づまりに悩んでいらっしゃる方が多いと思います。私も40歳ごろからこの季節は花粉に悩まされ続けていましたが、2年前に思い切って鼻の手術をしたおかげで、最近は症状が出ても以前ほど酷くはなくなりました。でも、油断は禁物です。今年は花粉のシーズンが終わるまでマスクで予防する予定です。

花粉症の罹患数はなんと3000万人にものぼります。日本人の4人にひとりが花粉症に罹っているって、もはや国民病と言っても過言でないほどの間者数です。

花粉症は、人間の体内に入った花粉に免疫機能が過剰反応を起こして発生します。本当は排除する必要がない花粉なのですが、人間の免疫は、なぜだか花粉を細菌と同じような異物と認定し「くしゃみ」「鼻水」「咳」などで排除しようとします。その際に、血管が刺激されて「鼻づまり」などの症状が起こります。

花粉症を引き起こす原因となる植物は、日本ではスギ、ヒノキなど約60種類が確認されています。代表的な植物を見ていきましょう。

・スギ

スギは毎年2月頃に平均気温が10度を上回ると花粉を飛ばし始め、4月頃まで飛散が続きます。毎年この時期になると、強い風が吹く度に自宅近くの山では「ブォワッ」と花粉が舞って、山全体が黄色く染まるのを目撃できます。

私は田舎育ちで、実家近くの山は杉山ばかりでした。子供の頃は、花粉症なんて縁もゆかりもなかったのですが、40歳頃に突然発症しました。

高度成長期に植林されたスギが、ちょうど成木になって盛んに花粉を飛ばしていて花粉の総量が増えたのも一因だと思うのですが、それ以外にも、大気汚染による微粒子、いわゆるPM2.5やハウスダスト・ダニの死骸などもアレルギーの原因となるので、恐らく複合的な要因でアレルギー体質になったのだろうと推測しています。

・ヒノキ

スギに続いて3月下旬から4月になるとヒノキの花粉が飛び始め、飛散は5月まで続きます。ヒノキはスギほどではないものの、スギについで飛散量が多い植物で、昨年の東京ではヒノキ花粉が過去10年間で最も多く飛散したシーズンだったそうです。今年は少なめとのことで、スギのピークが超えたら、花粉症は落ち着きそうです。

・スギ、ヒノキ以外

スギ・ヒノキだけに限らず、シラカンバ、͡コナラ、クリ、オリーブ、ハンノキ、イチョウ、アカマツなどの樹木、あるいは、イネ科のカモガヤ、オオアワガエリ、キク科のブタクサなどの植物の花粉でも、アレルギー反応が出ます。

スギ・ヒノキのシーズンは終わったのに鼻水くしゃみが止まらない方は、他の要因を疑ってみることをお勧めします。病院では、自分がどんなアレルゲンに反応しているかを検査できますので、一度試されてみてはいかがでしょうか。ただし、検査項目が増えると診察代も高くなるのでご注意ください。

以上、本日は花粉症についてお伝えしました。

え?

花粉はお天気コラムじゃない?

そんなことはありません。だって、天気予報でも花粉を取り扱っているじゃないですか(汗)

花粉も、すっかり日本の季節を示す指標になってしまいました。

本日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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ケンタロウ
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