書くことに困ったので【星に願いを】かけてみた
こんにちは 日刊マガジン【書くンジャーズ】毎週金曜日担当のウエノです。
今週のテーマは【星に願いを】です。
今週は仕事がとても忙しくて、書くンジャーズの原稿を書く時間が今日まで殆ど取れずに金曜日を迎えてしまいました。
さて、何を書こう?
ようやく夕方から考え始めたものの、久しぶりになかなか書くことが思い浮かびません。
とりあえず、PCに向かって思いつくままに筆を進めて見たいと思います。
星の数ほど
星は「星の数ほど〜」と「非常にものの多い例え」で使われます。
では実際に星がどれくらいあるかを調べてみましょう。
私たちの太陽系が属する銀河系には2000億個の星があるそうです。また、宇宙には銀河系と同じような星が集まってできている銀河が1000億以上あるとのことですから、星の数は2000億×1000億・・・・
まさに天文学的な数になりますね。
その中で肉眼で見える星はだいたい6等星までで、北半球と南半球を合わせて8000個ぐらいの数になります。
星の明るさ
6等星という言葉が出てきましたので、次は星の明るさについて説明します。
星の明るさは「等級」で定められてます。等級が定められたのは古代ギリシャ時代と言われていて、一番明るい星を「1等星」、肉眼で見える一番暗い星を「6等星」として6段階に分けたのが始まりです。
近代になり望遠鏡が発明されると、2つの星を同時に観察できるようになり、星の明るさの差に法則性が発見されました。現在では、星の等級は少数を使って細かく表せるようになってます。
全天で一番明るい星は、おおいぬ座のシリウスでマイナス1.46等級。もちろん太陽や月、そして火星や木星などの惑星は除きます。
肉眼で見える一番暗い星は6等星ですが、最新のテクノロジーを使った電波望遠鏡ではなんと31.5等星まで観測されているそうです。
冬の大三角形
シリウスが出てきましたので、次はシリウスの話です。
シリウスは、私達の太陽系からも比較的近い恒星で、地球からの距離は約8.6光年。近いとはいっても光のスピードで宇宙旅行をしても往復で17年もかかってしまいます。
先ほども話したように、シリウスは全天で一番明るい星。真冬の澄み切った夜空に青白く輝くシリウスは冬の大三角形を形作る星のひとつです。
冬の大三角形、のこりのふたつは「こいぬ座」のプロキオンと「オリオン座」のペテルギウスです。プロキオンは8番目、そしてペテルギウスは9番目に明るい星なので、冬の大三角形は空を見上げると比較的簡単に見つけることができます。
夏の大三角形
冬の大三角形の話をしましたので、次は夏の大三角形です。
夏の大三角形は「こと座」のベガ、「はくちょう座」のデネブ、そして「わし座」のアルタイルで形作られています。
全天での明るさはそれぞれ5番目、13番目、19番目と、冬の大三角形と比べたら少し暗いので見つけにくいかも知れませんが、天の川を挟んで夏の空に浮かぶ三角形を貴方も見つけてみてください。
ここまで書いてすでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ベガは「おりひめ」、アルタイルは「ひこぼし」 そう、七夕で願いをかける星たちです。
とりあえず星について書き始めたのですが、なんと最後に願いをかなえる星たちの話にたどり着くことができました。
どうやら、星に願いが届いたようですね。