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お天気コラム〜書くンジャーズ特別号〜【梅雨】
こんにちは 日刊マガジン【書くンジャーズ】毎週金曜日担当のウエノです。
今週のテーマは【梅雨】
今日は東海から東北南部地方にかけて、梅雨入り宣言が出されました。九州北部も、今朝は未明に激しい雨と強風に見舞われましたが、梅雨入り宣言は見送られました。
来週の北部九州は、朝鮮半島付近に中心を持つ高気圧にしばらく覆われる予想なので、梅雨入りはお預けになった模様です。
平年だと、北部九州の梅雨入りは6月5日ごろなので、今年は平年よりも遅い梅雨入りとなりそうです。
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と、こんな感じのコラムを、毎週月曜日にアップしてます。
お天気コラムでは、福岡の一週間の天気予報と、お天気にまつわる情報を紹介しています。
今週はお天気コラムの中から、梅雨について書いたものを紹介したいと思います。
1.今年の梅雨入りは?
前述したように、今年の九州北部地方は梅雨入りが平年よりも遅れています。
1951年以降で、もっとも梅雨入りが遅かった年は1967年6月22日で、反対に一番早かったのは1954年5月13日でした。
2.梅雨のはしり
沖縄から九州南部にかけては少し遅いから平年並みの梅雨入りでした。屋久島では梅雨入り直後に記録的な豪雨に見舞われ、一時は登山客ら300人あまりが山中に取り残されました。
梅雨入り間もない時期に記録的豪雨が降るケースは珍しく、今年の梅雨は何となく例年と違った空模様になるのではと勝手に想像しています。
3.梅雨のメカニズム
梅雨は世界中でも極東アジア特有の気象現象です。他の地域では、雨季と乾季のような区分はあるものの、梅雨特有のどんよりと曇った空と雨が降ったり空模様は日本付近特有の減少です。
では、なぜこのような気象現象が起きるのでしょうか?
梅雨の頃の日本列島は、オホーツク海に中心を持つ高気圧と太平洋に中心を持つ高気圧が日本付近で勢力争いをすることで発生します。
加えて東南アジア付近にある熱帯モンスーン気団が、日本付近の高気圧の境目にある梅雨前線へ暖かく湿った空気を大量に送り込むため、西日本では豪雨が降りやすくなります。
ここ数年、梅雨の末期に記録的な豪雨が降った年が多く、昨年は広島・岡山で、一昨年は福岡県朝倉市で大雨による甚大な被害が発生しました。
これから梅雨本番を迎えることから、今まで以上に大雨への注意が必要です。
以上、今日もここまで読んでいただきありがとうございました。
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