パリ市内の移動に役立つアプリ 2018年度版
生活の基本、移動。
便利なアプリは、意外にも国によって違うものです。
パリでの乗換案内、タクシー、シェア自転車、カーナビ、それぞれのオススメアプリをご紹介。
公共交通機関の経路検索はCitymapper(シティマッパー)
https://citymapper.com/
初めてパリ郊外への通勤の乗換検索をGoogleマップでしたところ、「経路が見つかりません」。パリ交通営公団RATPの公式アプリでも同じ結果…。
これは自家用車がないと行き着かない立地なのだと理解し、出社初日は3キロの道のりを歩いて行きました。
同僚にこの話をしたところ、「パリでの公共交通乗り換え案内なら断然Citymapper」とのこと。
早速、Citymapperを使ってみると、あーら、ちゃんとバスがあるじゃないですか!
行き先の住所がわからなくても、有名な観光地であれば、日本語で「ルーブル美術館」「エッフェル塔」「シャルルドゴール空港」など検索できて、便利です。
各路線の時刻表を見れたり、ストライキの情報もリアルタイムで表示されるので、その後の予定も立てやすいです。
行き先の風景がみれる「望遠鏡機能」も不安を和らげてくれます。
ちなみに、現在でも、Googleマップは会社へのバスを使った行き方は教えてくれません…。
タクシーよりUber(ウーバー)
https://www.uber.com/invite/j2k7rtebue (招待コード付)
数年前、タクシー運転手達によるUber反対ストライキが真っ盛りでした。
その頃、Uberといえば、真っ黒なプジョーの508だったので、怒りに任せたタクシー運転手達は黒いプジョー508を見つけると見境なく攻撃していました。
今では、すっかり市民権を得たUberですが、メルセデスベンツ、BMWなど、高級車が充実しています。ドライバーも評価を上げるべく、無料のペットボトルのお水や、キャンディを用意してたりします。
Uberの車両はドライバー個人の所有物なので、高級車が増えたのは、クルマ好きな人が「Uberの運転手を始めるなら高級車じゃないといけない!」とかいって奥さんを説得させたのではないかと想像してしまいます。
今度、高級車に巡り合ったら聞いてみようと思います。
車種やドライバーの指定はできませんが、良い車がくると嬉しい!
自転車借りるならofo(オッフォ)
https://promo.ofo.com/YkRxs6/€0.5/share (招待コード付)
かつて、パリでのシェア自転車といえば、Vélib(ヴェリブ)でした。
最近の私のイチオシは黄色い自転車のofoです。
台数も充実していて、どこでも乗り捨て可能!アプリで自転車の居場所を見つけられます。最近、前述のCitymapperの「自転車」の項目でも自転車の位置を検索できるようになりました。
20分以内なら0.5€(8/20現在 63円程度)なので、ちょっとした距離なら、地下鉄のゾーン1チケット1.9€よりだいぶお得です。
QRコードをアプリでかざすと、ピピピッ!カシャッ!と解除されるのがカッコいい。乗る前には故障箇所がないか、よく確認を!
私は乗ろうと思ったofoが連続3台壊れていたことがあります…。
カーナビはWaze(ウェイズ)
https://www.waze.com/
Wazeが素晴らしいので、車を購入した際にはカーナビオプションはつけませんでした。そのくらい、Wazeは素晴らしい!!
同僚達と会社からレストランに2台の車に分かれて向かったとき、ひと組はいつも通りの道、もうひと組はWazeを使って、同時に出発してみました。
ちょうど帰宅時間だったこともあり、いつもの道は大渋滞。
結果、30分も到着時間に差がでました。
自ら進んでは通りたくないような細い道を指示してくるのですが、確実に早く目的地に辿り着けます。
ユーザーによる路面情報の共有が非常に充実しているので、渋滞情報はかなり正確です。フランスでは、路上の陥没や、道路上にものが落っこちていることも、わりと良くあることなので、そんな情報も事前にわかって安心。
走行距離や情報提供によるポイントで育っていくキャラクターが可愛いです。ゲーム感覚なので、楽しくせっせと道路状況をアップしてしまいます。
日本でもWazeを使おうとしてみたのですが、ユーザー数が少なすぎて参考になりませんでした。フランスでは、Uberの運転手も一般の人も、ほとんどの人が使っていると言っても過言ではないので、信頼できる情報量があります。
結論:
公共交通機関の経路検索はCitymapper
タクシーよりUber
自転車借りるならofo
カーナビはWaze
※アプリの登録にはSMS認証(電話番号認証)が必要な場合が多いので、日本を出国する前に登録を済ませておくことをオススメします。
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