#72 保護者の方からの相談
こんばんは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。
今日は、4月から一緒に働くスタッフの1人に、網戸の張り替えをしてもらいました。横山よりもかなり丁寧な仕事ぶりなので、仕上がりも安心です!あと3部屋残っているので、またお願いしたいと思います。
本日は保護者の方から受けたご相談について、お話をしたいと思います。
遊びがやめられない
以前見学に来られた方から『家での遊びがやめられず、就寝時間が遅くなる。』という相談を受けました。
そのお子さんは車が大好きで、お風呂から出た後のトミカ遊びがなかなかやめられないとのことでした。
保護者の方がされている対応について、詳しくお話を伺いました。すると、いくつか分かってきたことがありました。
・お風呂の後、トミカで遊ぶことができる時間は決まっていない。
・お母さんの準備ができたタイミングで、寝るように声をかけられている。
・お子さんは、予想していないことが起きると怒ることが度々ある。
保護者の方とお子さんの感じ方の違い
保護者の方からすると、寝る時間になったのに、なんで寝てくれないの?となりますが、お子さんからすると、大好きなトミカで遊ぶ時間がいきなり終わってしまった!まだ、遊ぶんだ!となっているのではないか。
予期せぬことが起きると怒ることがあるということで、時間の見通しをもって遊ぶことができていない可能性があるのではないかと考えました。
お子さんからすると、大体これくらいで寝るのかな?という見通しがないまま遊んでいるため、突如片付けなければいけないことを告げられたように感じてしまい、混乱していることが予測されました。
対応としては、お母さんの準備ができたタイミングではなく、遊び始めた時に終わりのタイミングを伝え、『いつまで遊ぶことができるのか』と遊ぶ時間の見通しをもってもらえるようにして頂きたいことをお伝えしました。
お子さんは、時計は読めませんが、数詞は読めるとのことだったので、『長い針が3になったら片付けて寝ようね。』とそのお子さんがわかる伝え方で見通しを伝えて欲しいことをお話ししました。
そして、時計はお子さんが自分で確認できるように、遊んでいる机のすぐそばに置くことや、途中経過を意識しているか確認したり、声をかけたりしてほしいことをお伝えしました。
数詞が読めていても、時間の経過が確認ができていなければ、意味がありませんよね。
また、トミカは終わりが明確にはなりにくい遊びのため、時間が来ても終われない場合は、遊びの終わり方を一緒に考えてほしいことをお伝えしました。(この道路で競走して、ここまで一緒に走ったら終わりね。など)
その他には、トミカが終わった後、お布団の中で好きな絵本を一冊読んでもらえるという、次の活動への楽しい見通しを伝えることなど、いくつか提案をさせて頂きました。
どのお子さんにも対応できるという内容ではありません。お子さんにとっては、突然終わりが来たように感じているため、受け入れられないという場合があります。
そんな時には、活動時間の見通しや、次に少し期待できる見通しがあることで、気持ちの切り替えがしやすいかもしれません。
うえまつ保育園・うえまつフリースクールでは、利用希望の方を募集しています。下記HPよりお問い合わせください。
また、こんなことで困ってます!聞いてほしい!ということがあれば、横山までお伝えください。
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