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#95 自分だけの好きなもの

こんばんは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。

先週から、保護者の方との懇談週間に突入しています。(現職の)
この一年を振り返る中で、4月からのお子さんの成長されているところなど、お話を聞かせて頂いています( ´ ▽ ` )とても貴重な時間を共有させていただき、ありがたい限りですm(__)m

それでは、今日のテーマ。
『自分だけの好きなもの』についてです。


自分だけの好きなもの

突然ですが、みなさんは、好きなものってありますか?自分の好きなもの・好きなことについてお話するのは、とても楽しい時間ですよね( ^∀^)

では、好きなものについてお話をする時、誰と共有していますか?
大抵は、共通の趣味や趣向がある方だと思います。この人なら、自分の好きなモノを共有できそうだな、と思える人だと思います。

今日は、保護者の方から、『お子さんが自分の好きなことを突然話し始める』というご相談を受けました。

お子さんは、保育園に通う年長児の女の子。好きなモノは、水道のホース、エスカレーター、アンテナです。

保護者の方は、お子さんが好きなものを大切にされていて、お子さんが好きなエスカレーターのメーカーのお話など、よく聞かれているそうです。

話をする相手が、大人であれば、ましてやご両親であれば、理解して聞いてくださると思います。しかし、保育園のお友達はどうでしょうか?

年齢的に、プリキュア、仮面ライダー、鬼滅の刃のような話題なら、共有がされやすいと思います。ホース、エスカレーター、アンテナなどは、知っていても、興味を持っているお子さんはかなり少数派かもしれません(゚o゚;;

突然、お子さんがホームセンターでオススメのホースの話を始めても、お友達はポカン( ・∇・)?としてしまいます。

いわゆる、『空気が読めない』と呼ばれるのは、こういった状況が近いのかもしれません。

では、どういう方向性で対応を考えれば良いでしょうか。

まず、お子さんがなぜ自分の好きな話題を突然話し始めてしまうのか、原因を考えてみました。

お子さんの認識として、自分の好きなものは、相手も同じように興味があり、同じように知っている。相手の視点をイメージすることの苦手さがあるのではないかと考えました。

それでも、メジャーな話題であれば、『それ、僕も知ってる!』ということで、話が弾むと思われますが、マイナーな話なのでそうはいきません。

保護者の方には、話をする相手に確認を得ることを提案させていただきました。確認をしても、お子さん同士であれば難しいと思いますが、ご両親以外の大人なら、話を聞いてくれる方はいると思います。

『私は、水道のホースが好きなんだけど、話をしてもいい?』という感じです。

ダメなら、その人とはその話題を共有するのはやめておく、ということに気づくことができます。ご両親も、基本は話を聞いてくれる人だと思いますが、家事やお忙しくされているときには、『後で聞くからね』と交渉することにつながります。

今の年齢では、同年代のお友達とはなかなか共有することが難しい話題だと思いますが、ぜひとも大切にして欲しいと考えています。

今はSNSで、住んでいるところ、年齢、国籍に関わらず、コミュニケーションを取ることが可能です。将来的に、インターネットで同じような話題を共有できる仲間、友人が見つかれば良いな、と願っています( ´ ▽ ` )


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