#98 連絡帳で伝わるの!?
おはようございます。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。
本日のテーマは、『連絡帳で伝わるのか?!』です( ´ ▽ ` )
連絡帳で様子は伝わる?
今日、連絡帳にお子さんの様子を客観的に書くのって、とても難しいよね!という話題で職員と盛り上がりました(´ω`)
『工作に頑張って取り組んでくれています。』
『楽しそうにトランポリンをしてくれました。』
『仲良く遊んでいます。』
などなど、自分たちが普段言葉に出して保護者の方に伝えていたり、連絡帳に書いてあったりする言葉を読むと、どれも主観を入れて表現していることに気付かされます。
『仲良く』『頑張っている』『楽しそうに』というのは、全てその職員の主観的な表現で、人によっては表現が違ってくる可能性があります。
様子を伝えるだけであれば、それほど問題はないのかもしれません。
ですが、僕たちは、お子さんの様子を共有した上で、苦手な部分に合わせた関わり方や、環境の調整をしていくことなど、保護者の方とやりとりしたり、職員間で情報を共有していきます。
主観的な表現をもとにお子さんの様子を共有していると、なぜそういった配慮や関わりが必要なのか、認識がズレてしまう可能性があります。
例えば
お子さんが友達と2人で並んでブロックをしている様子を見た時に
『2人で仲良く遊んでいる。』
と主観的に表現するのと
『場所は共有しているけど、やりとりがない。』
と客観的に表現するのでは、お子さんの捉え方が変わってきます。
前者であれば、遊びに関する配慮は必要ないと考えるかもしれませんし、後者であれば、やりとりにつながる活動が必要だと考えるかもしれません。
そんな中、僕たちは情報を共有する一つのツールとして、長い間連絡帳を使っています。(今はアプリを使われている事業所の方もたくさんおられると思います。)
しかし、職員全員が主観的な表現を使わずに、連絡帳を書く事ができるようになる、ということを目指した場合。書き方を統一するための練習や研修に、たくさんの時間と労力がかかってしまいます。
そして、意識していても、思わず主観的な表現になっていたということも多々あります。
表現を統一するために費やす時間や、お子さんの様子の捉え方にズレが生じてしまうリスクが高い連絡帳を、ずっと使っていくのはどうなの!?という話で職員と盛り上がっていたんです。(現職の)
そして、一つのアイデアが出ました。
『もう動画でいいんじゃないですか?』
以前から、職員間でお子さんの情報を共有するために動画を撮影し、それを見ながら話し合いをすることはありました。
保護者の方に、どうしてもお子さんの様子をみていただきたい時にも、動画を使っていたんです。
1番は、直接お子さんの様子を見てもらうことだと思います。しかし、直接お子さんの様子を見ていただけない場合。文字よりも、言葉よりも、動画の方が、お子さんのそのままの姿をお伝えすることができます。
現在、ほぼ1人1台スマホを持っている時代です。すぐに動画を撮影でき、共有もしやすい環境になってきています。
そんな中、文字だけでお子さんの様子をわかりやすく伝える技術を向上させていくことって、そんなに重要なんでしょうか?!
お子さんの様子について、同じ場面を元に話がしたい!となった時には、動画があれば共有しやすいですし、何度も見直すこともできますよね!動画を送信して見ていただくときには、
保護者の方から想いを聞かせていただくときなどには、直接言いにくいこともあるので、連絡長の方が伝えやすい、というメリットがあると思います。
ただ、お子さんの様子について、共通の理解をはかり、話し合いをしていく場面では、お子さんの様子の動画を見ながらお話しするのが良さそうだな〜。と考えさせられた一日でした!
もうそんなの当たり前にしてるよ!という方もたくさんおられると思います。便利な機器が増えているので、良いものはどんどん取り入れていきたいですね!
どうなるか分かりませんが、うえまつ保育園・うえまつフリースクールでは、動画に限らず、色々なアイデアを実践していきたいと思っています( ´ ▽ ` )
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