#99 ごはんとお菓子
こんばんは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。
今日は、『ごはんとお菓子』というテーマで、お話ししたいと思います。
保護者の方から、お子さんが知らない間にお菓子を食べていたり、冷蔵庫にあるアイスを食べてしまったりして、ご飯を食べないというお話を聞きました。
保護者の方は、勝手に食べられないよう、お菓子を隠したそうなのですが、お子さんは全て探し出し、高い場所にあるものも踏み台を使用して見つけ出していたそうです( ᐛ )
どうすれば、知らない間にお菓子を食べられた、という状況を変えていくことができるでしょうか。
保護者の方にいくつかお菓子を食べることについての質問をさせて頂きました。そこで、現在の状況が分かってきました。
・お菓子は食べてもいいが、いつ食べるかは決まっていない。
・保護者の方のタイミングでお菓子は提供されている。
・お子さんは、頻繁にお菓子を食べたがる。
まずは、頻繁にお菓子を食べたがるということで、食事の量が合っているかどうか。(足りているかどうか。)
嫌いなメニューの時には、追加でおやつを食べることでおなかを満たしているのではないかなど、メニューとの関係性も様子を見ていただきました。
次に、お菓子を食べるタイミングを決めて頂くことにしました。
お菓子が食べられる時がいつなのか、お子さんには伝わっておらず、『だったら勝手に食べちゃおう!』となっているのではないかと考えたからです。
食事の量を少し増やし、晩ご飯の後に毎回お菓子を出すようにして、一つだけ選ぶことができるようにされていました。
食事量が増やされてお腹が満たされたことと、毎回ご飯の後にお菓子を食べられる、という『お菓子がいつ食べられるのかという見通し』をたてて頂くことで、勝手に食べるということは減ったそうです。
それでも、『お菓子が食べたい!!』ということはあると思いますので、保護者の方が管理できる場所に保管していただき、欲しいと思った時には「食べてもいい?」と許可を得ていただくことをお伝えしました。
隠していても場所は限られているので、イタチごっこになってしまいます。お子さんから確認してくれれば、交渉することもできるので、食べる量なども調整できるかと思います。(晩御飯の後にもお菓子を食べるので、その兼ね合いで量を調整していく必要がありますね。)
どのエピソードもそうなのですが、あくまでも1つの例にすぎません。お子さんによって対応は変わってきますので、参考にできそうな部分があれば、お試しください<(_ _)>
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