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#91 まずは認める

こんばんは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。
会議が長引いたため、総社の自宅へ直帰しています(゚o゚;;
先ほど遅めの食事を済ませましたが、家に帰ると晩御飯が用意されていることに、今日も感謝していますm(__)m

それでは、本日のテーマ『まずは認める』です。

最近、文字に興味をもったお子さんがいらっしゃる保護者の方とのエピソードになります。


お子さんは、現在年中さん。最近になって文字に興味を持ち、自分から文字を書く練習を始めました。保護者の方が、ひらがなをなぞって練習できるドリルを購入すると、毎日楽しみに取り組んでいるそうです。

そんな保護者の方から、『文字を書いたときの筆圧が弱いんです。』という相談を受けました。

直接文字を書く練習や、「強く書いてね。」という言葉がけだけでは、濃い筆圧の文字を書くことは難しいかもしれないこと。普段から指先を使う遊びに取り組むことや、左手で紙をしっかりと押さえる力も必要であることをお話しさせていただいています。

そんなやりとりをしている中で、お子さんの書いている文字が点線からずれている場合、何度もやり直しをさせている、という話が出てきました。


とても真面目で熱心な保護者の方なので、小学校で困らないように『上手に字が書けるようになってほしい。』という想いがあったのだと思います。保護者の方としては、当然だと思います( ˘ω˘ )
ですが、頑張って書いた文字を注意され、書き直さなければいけない状況を考えた時に、このまま文字を書くことが好きでいられるだろうか、と考えてしまいました。

大人でも、何時間もかけて作った会議の資料を上司に提出したときに、『こんなの全然ダメ!最初から作り直してこい!』と言われるとどうなるでしょうか。心が折れてしまうかもしれませんよね(;^_^A

文字に興味を持ち始めたお子さんなので、尚更、まずは自分で書こうと思ったこと。頑張って書いていることを認めてあげることが大切なのではないかと思います。

そして、書いて覚えるためには、たくさんの反復練習が必要になります。そのためには、続けて書いてみようと思う意欲が重要になってきますよね‼

持ち方や筆圧、文字の形や大きさなど、はじめから完璧さを求めすぎるよりも、楽しく書き続けられるような関わり方ができるといいですね、というお話も追加でさせていただきました。

保護者の方は、当然お子さんのことを想って注意をされていたので、その想いが伝わる対応を一緒に考えさせていただいています。
自分から興味をもってはじめたことなので、嫌いになってしまうのはとてももったいないですよね(^_^)‼

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