読書の時間〜君は月夜に光輝く〜
僕は3Dプリンタでもの作るばかりではなくて本もよく読みます。 なので今後はせっかくnoteやっているので直近で読んだ本の紹介もやってこうと思います。
とりあえず皆さんに聞きたいのですが本は紙派ですか?電子派ですか? 僕はどんどん増えちゃって場所とるのでkindleに移行して読んでいます。でも、どっちかといえば紙の質感が好きで、電子が安いことも知っているのに本屋でついつい買っちゃいます。( ´∀` ) kindleでは主にビジネス本・自己啓発本を読むようにしていて、会社の昼休みにできるサラリーマン風を見せるのに役立ってもらっています。 こういう方以外といるのでは?と思うのですがどうでしょう。 共感したらコメントくださいね。
せっかくなので1回目は直近で読んだ本ではなくて好きな本の紹介をしていきます。
僕が好きな本はこの2冊です。
この本はどちらとも佐野徹夜先生の小説なのですが、両方とも何度も読み返すほどのお気に入りです。 佐野徹夜先生が書かれる文章は表現は綺麗で自分の中にすーと入ってきて溶けます。 出版された本は短編集も購入するくらい好きですね。 もちろんサイン本も持ってるほどです。
とりあえず簡単な内容紹介と自分のお気に入りの所を紹介しますね。
君は月夜に光輝く 不治の病にかかった少女と出会った主人公が少女の代わりになって少女のやりたいことをやっていくていくという物語が進みます。主人公は姉をなくしたことで生きることをないがしろにしていたのですが少女とかかわることで性格が少しずつ明るくなっていき少女のことを好きになるのですが少女の老い先も短く…
雑なあらすじごめんなさい。物語好きな人はここまで読んでいただければ終わりが見えているかとは思います。 僕はこういった最後にどこかハッピーエンドでは終われない物語が好きで読むのですが、この本は他のとちょっと違うんです。 それは僕の解釈ですが主人公の男の子に魅力が詰まっているという所です。 大概の本は女の子の方が病気を抱えてて頑張って生きる様に感動するのですが、この本は女の子の姿より主人公に目がいきます。 主人公だから当たり前でしょとはなるのですが、主人公がすごく現実味を帯びているというか自身に近いものを感じます。 よくある根暗な主人公が頑張れって言われて本気出すとかじゃなくて、頑張れっていわれてもやれる範囲で頑張るみたいな、すごく感情移入しやすいなと思います。表現下手でごめんなさい 笑 少なくとも作者が心の内をたくさんさらけ出して書かれたものなんだなということは分かります。 ちなみに僕が一番好きなシーンはタクシーで海まで行くシーンです。 彼女の死期が近いと知った主人公が手に持ったお金で海までいって砂浜で濡れながらごろごろして人目を気にせず眠るっていうところなのですが、実際自身が悲しい思いをして人の目を気にする余裕ないよなとか、もうどうでもよくなるよななんて思いながら読むと主人公がどういう人間がすごくわかるシーンだなと思います。
ここまで読んで本に興味が出た方、伝え方が下手でごめんなさい。 ほかの方が上手なレビューを書かれていると思うので参考にしてみてください。
もし仮にこの文章を読んでいただけた方と同じ話題で話せたら楽しそうだなんて思ってます。
2冊紹介する予定でしたが長くなったので2冊目は次回にします。
では、ここまで読んでいただきありがとうございます。