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クリエイターとマーケターの会話が、かみ合わないときの対処法
マーケティングとクリエイティブは役割が違います。
そのため当然ながらマーケターとクリエイターが考えることも違います。
どちらが正しいとかではなく、考えてる場所(内容)が違うので話がかみ合わない状況が発生します。
![](https://assets.st-note.com/img/1644311210593-K4KkGrpC1D.jpg?width=1200)
過去の投稿で上記図を描きました。マーケティングとクリエイティブの違いを図にしたものです。
マーケティング:論理 What
クリエイティブ:感情 How
マーケターは何を伝えるかが大事だと思って話すし、クリエイターはどう伝えるかが大事だと思って話をします。
お互いが大事だと思ってることを相手が理解してくれない(理解しようとしてくれない、重要と思ってくれていない)と感じると余計に関係性が悪くなります。
間をとりもつディレクターが存在すれば上手く話を調整してくれますが、そうはいかない場面は多々あります。マーケターとクリエイターが直接やりとりする機会は多い(と思う)。
マーケティングを理解しているクリエーターは、マーケターからするとありがたい存在ですし
マーケティングを理解しているクリエーターも、クリエイターからするとありがたい存在になります。
あいつわかってるじゃん
と思う。
ただ、「マーケティングを理解しているクリエーター」も「マーケティングを理解しているクリエーター」も、そんなにいません。
そして、クリエイティブもマーケティングもそんな簡単に身につかない。
逆に中途半端に理解してたりすると、あいつわかってないのに言ってくるなよなーみたいに思われてしまう。
マーケターから「なんか違う」と言われてイラつく制作者が出てくる状況になってくる。
では、どうしたらいいのか?というと
What(論理)でもなくHow(感情)でもなく、お互いの共通認識としてWhyを明確にすると良いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1644312627281-WFGcZ3FxY7.jpg?width=1200)
ミッション(意義・目的・使命感)を共通の話題としてそれを基にお互いの役割であるWhat(論理)とHow(感情)を整理していくと話がブレずにそれぞれが自分の仕事に集中できる。
相手の役割は理解しつつも相手の役割まで土足で踏み入れないためにも共通の役割であるWhyを作って仕事をしてみると上手くいくんじゃないかなと思います。
追記
格言が流れてきたので追加。今回伝えたいことが2行に要約されてる。
マーケティングとデザインのあいだに分断はない。それはマーケターとデザイナーのあいだにあるだけだ。
— いぐち |コンセプトとデザイン (@toysleft) February 16, 2022