物理屋になりたかったんだよ(小柴昌俊)【書評#127】

 小柴昌俊さんの自伝本。この本を読むと今までにたくさんの方々との交流があったからこそ小柴さんの偉業が達成できことがわかる。なかには、朝永振一郎さんや山内恭彦さんなど物理学のビッグネームもいて、小柴さんの交流の幅の広さに驚いた。

以前読んだ本と、オーバーラップする部分は多いが、今回の本は物理学的説明は少なく、小柴昌俊先生のこれまでの人生、そして思想に焦点が当たっている。

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