【お金は銀行に預けるな(勝間和代)】うえこーの書評#97
資本主義社会において投資の知識は実際にするかどうかは関係なく必要だ。望むか望まないかに関わらず日本を含む世界のほとんどの国で資本主義が採用されている以上、そのシステムの基本となる考え方は知っていて損はないだろう。
この本は、金融リテラシーを学ぶ最初の本として良い本だ。全く何も知らない人でも読み進められるように用語にはちゃんと説明がついている。また、あくまでこの本は基本的なことしか書いてないことに注意しつつ、これからも学び続けるための行動を具体的に記述している。また、その行動も短期で一気に稼ぐものではなく、愚直に長期間かけて少しずつお金が増える方法のみに限定されており、不必要なギャンブル性を排除している。
出版されて10年以上経つ本なので、制度も色々変わっているだろうが基本的な考えを知るうえで役立つ本だ。
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