【受験脳の作り方(池谷裕二)】うえこーの書評#23
「受験脳」と銘打ってはいますが、受験に関係なく勉強する際に役に立つ方法が得られます。(おそらく、「受験」というワードを題名につけた方が売れるのでは、という編集者の戦略かと思います。)
人間は今まで文明を発展させてきましたが、脳の進化はそれについてこられていません。
したがって、脳をうまく使おうとすると人間の動物的側面が表出します。例えば、満腹時より空腹時の方が勉強が捗るようです。
他にも、「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」などの違いが紹介されて、どのように記憶すれば頭に残りやすいかが書かれています。
ただ、勉強に王道はありません。とにかくあらゆるものに興味を示しながら、時間をかけて勉強するのが一番なようです。
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