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【第46回】完璧主義のライターが意識すべきQCDとは?

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みなさんお疲れ様です!
植木学です。

まなぶRADIO。

今日第46回は、「完璧主義のライターが意識すべきQCDとは?」

QCDとは。


QCDとは、主に製造業で用いられる言葉ですが、
広くビジネスで業務改善などに取り入れられる考え方です。

QCDは、Quality、Cost、Deliveryの頭文字を取っており、
それぞれ品質、コスト、納期を表現します。

このQCDの3要素をバランスよく満たすように業務を行っていくことが、
効率よく、サステナブルに、
つまり健やかに稼ぎ続けることができることにつながるでしょう。

とくに、この考え方は完璧主義の方が取り入れると大きな効力を発揮すると感じます。

というのも、僕も結構完璧主義なところがあるので、非常に効果的に感じたからです。

完璧主義の人はQualityを求め「すぎる」。


QCDは基本的にはQuality、つまり品質を優先して業務を行なっていきます。

しかし完璧主義の人はどうしても品質を追い求め「すぎる」ことが多いんですね。

ではなぜやりすぎてしまうのか?

それは、CostとDeliveryを軽視している可能性があるからです。

Deliveryである納期は比較的わかりやすいですよね。

納期が近ければ急ぐので意識するけど、それまでは納期を忘れてQualityを求めていきます。

ただそのときにCostはどうなっているでしょうか。

Costとは、ライターだと主に時間を指すのかなと思います。

納期が近くないときほど、Costをかけすぎていることはよくあるのかなと思います。

でも、それが本当に必要なコストなのかは丁寧に見直すべきところかなと思います。

例:テストまであと2週間。


たとえば、テストまであと2週間。
A〜Eの範囲がテスト範囲で、合格点を取るだけならA〜Cの勉強をすればいい。
でもまだ時間があるし、先にD、Eの勉強をしておこうと思って勉強をしていたら、
いつの間にかテスト3日前とか。
っていうことは、テストの中心として出題されるA〜Cの範囲は3日で勉強しなきゃいけない。
それで結局、点数はそんなに高くならない。

これは、納期とコストを意識すると改善が図れると思います。

あと納期まで2週間。
中心となるA〜Cの範囲は1週間あれば完成するから、まずは1週間で完成させよう。
残り1週間でできるところまでD、Eの範囲を勉強する。
これなら、それなりに高得点が望めますよね。

ポイントは、次の2つ。

①「納期に対して最低限必要なコストを先に設定して、実行したこと」

ここではA〜Cの範囲に対して1週間と見積もって、先に済ませてしまいましたね。

期限を決めることで集中して、先に合格点を担保できるので余裕を持って準備ができます。

②「その後、残った時間で追加のQualityをできる限りで高めたこと」

残り1週間で、できる限りD、Eを勉強しましたね。

つまり、前提として100%を狙っているわけではなく、

納期とコストと相談して、できる限りのリソースで対応しているというわけです。

さらにいえば、いつ体調崩すかわからないですよね。

先に合格点取るための準備をしていれば、体調を崩したとしても、余裕を持って休むこともできます。

このように、QCDを意識しながら仕事に取り組むのは、とても重要な考え方なんですね。

Qualityを求め続けられるのは、時間無制限のとき。


いつも100%以上の品質を望みたい気持ちはわかりますし、僕もそうやっていたことがあります。

でも、それが可能なのは、時間無制限で働ける時なんですよね。

それに、時間をかけすぎてもそんなにお金をもらえなかったら、疲弊してしまいます。

「勉強のためだから……」と考えていても、割に合わない仕事を続けることによるストレスで、
やる気が落ちて結局続けられなかったら、元も子もないですよね。

相手のためにも、自分のためにも、必要なお金をもらうことは大切です。

時間制限があるなかで、どれだけ品質を高められるか。

そして品質を高めすぎようとするあまりに、時間の使い方ややるべきことの優先順位がずれていないか。

サステナブルに続けられるだけの時間単価を得られているか。

そのあたりをバランスよく考えていくことが大切です。

いってしまえばライターも記事を製造する仕事ですし、大事な考え方ですよね。

ぜひ意識して仕事をしてみてください。

業務効率化が図れると思います。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

お便りはXのフォームよりお送りください。

それでは、また明日!

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