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自分づくり

自分をどう愛するか〈生き方編〉
それぞれの“私”にある16の方法


まとめ

1.“人生”を選ぶには苦しみも必要
2.利害関係のない友人
3.苦しみを受け止める
4.人間関係は「ほほえむこと」
5.怒りは損
6.個性とは、自分の中の1番の強みのこと
7.「自分の才能」×「真似」を掛け合わせる
8.無意識の集積
9.無意識を引き出すための“ゾーン”をつくる
10.“ゾーン”に入るための努力をする
11.心の余裕のための“良い贅沢”をする
12.相手より劣っていると思わせる小話をもつ
13.三分法的な生き方
14.生命の神秘を学ぶ
15.無意識は常に“良いイメージ”でいとく
16.60歳になる頃には神を信じていてもいい

生き方16の方法

1.“生活”を生きるのか“人生”を生きるのか
→「生活」を選ぶ
生きるための生き方。
楽で安定した生活だか、浅いかもしれない。

→「人生」を選ぶ
使命感、意味、深めていく生き方。
辛く、苦しみを味わうかもしれないが、人間を高めてくれる。




2.“人生上”の友達がいること。

→「役に立つ」「立たない」の利害関係のない友達



3.苦しい状況の中でも自分は“愛する人”のため何をするのか

→苦しみがあるから愛がある。苦しみから逃げない。



4.自分の独立性ばかり主張しない

→相手を説得しようとするので無く、
“あなたに好意がありますよ”という気持ちを込めて「ほほえむこと」です。
“キミを生かすことによって、ボクが生きている”


5.怒りは損するだけ

→感情のコントロールをする。



6.個性とは

→自分の中で1番強い才能。
個性は顔に出る、特に40歳から。

《個性づくり》
①「いまのあなた」を作ったのは今まで出会った過去の人、周りの人のおかげだと思え
②40〜50歳までコツコツ才能を磨き上げる



7.金メッキではない本物の個性

→過去さまざまな人、芸術作品を学び、影響を受けることによって手に入れられる。
個性は、いろんな人の真似の集積。




8.意志の力より、無意識の力の方が強い

→無意識の世界があることを知っておく。
無意識の思考・行動は、祖先や、出会った人たちの色んな人の集積から成り立っている。



9.自分の本質は肩書きや自分の意識するものではない。

→自分の中の自分という感覚というのは、無意識の世界に潜む人格である。

【無意識の引き出し方】
①「安心できる状況をつくり、無意識の状態にする」こと

②昔やったこと、抑制された意識が沈殿物として溜まり、あとで自分の心の中に作用することを因果の法則



10.意識を捨てて無心になれ

→自分の能力ギリギリいっぱいまで努力し、継続する



11.心の余裕を持つ

→「良い贅沢」にお金と時間を使うこと。
例えば)一流の服、レストラン、自然、旅行



12.ユーモアを身につける

→小ネタ話で相手より劣っていると思わせること
【ネタ話のコツ】
・「事実」と「結果」の間の《理由》の部分を大袈裟にフィクションを交える



13.黒白ハッキリつけなくてもいい

→黒と白の間のグレーな中間ポジションを取る。
善も過ぎれば悪になり、悪もまた善である。



14.ビジネス書とか読んで人生分かった気でいると危険

→生命の神秘を学んでみる


15.コレまでの話の整理(イメージと無意識の話)
→無意識の集積がある時“表に出てくる”。
例えば)


・常に、「良い文章を書きたい」と思う人なら、いつか筆が走る
・常に、「愚痴、妬み」を思う人なら、いつか人を傷つける
・常に、「良い言葉」を使っていたなら、いつか人を救うことができる

→つまり、自分の未来の良いイメージを常に持っておく。


16.中年・壮年期になると、自分の信念や理念を踏みつけなければならない時や、人を傷つけざるを得ない時がある。

→老年期に入った60代頃になると、神に祈るようになるもの。

・青年期「体」、壮年期「心」、老年期は死ぬ準備のための「霊」




MEMO

個性について

“どんな奇抜な洋服だって、だれかのまねにすぎない。
いろんな人の真似の集積で、あなたは生活を営んでいるんです。
しかし、同時に個性なんてたいしたことではないんです。”

“自分の中にある能力の中でいちばん強い才能”

無意識について

“無意識の中には、過去のいろいろな人があなたに及ぼした影響ーーー
良い影響も悪い影響もみんな入っている。
それが、何らかの形であなたの人格、人生に関与しているんです。”

“あなたの人格、行動、思考というのは、決して自分一人だけで形作ったものではなく、いろんな人の心の集積の上から成り立っている”

ユーモアについて

“尊敬に価する人というのは、一回や二回話を聞く分にはいいけど、四回五回になると、こちらも疲れる”

“相手の笑いを誘うユーモア話には、ある程度のフィクションが必要なんです”

“自分が相手より一段低い地点に立って話をすればいい。”

三分法について

“相手を安心させるには、自分の方が一歩後ろにさがって、劣ったところを見せればいい。コレも三分法的な生き方です。
頑なに物事を二分法で考えず、もっと融通のきく三分法的な考え方を身につけることです。”

“西洋の教育を受けてきたせいか、物事を二つに分けて考える習慣がある。いわば、二つの対立した概念で物を考える傾向があります。”

“日本の伝統的な屋敷には、家と庭の間に必ず縁側があるね。
〜〜〜
その境界線をあいまいにすることが日本人の好みといえる。
日本人はもともと三分法の好きな国民だったんです。”

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